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2018年9月25日のブックマーク (3件)

  • ニール・スティーヴンスン “七人のイヴ” - three million cheers.

    “Seveneves” 2015 Neal Stephenson 原書は全一冊だけど、邦訳は第1部/第2部/第3部のそれぞれに分冊して全三巻での刊行。合計で1,000ページ以上に達する。 第2部と第3部の変化は巨大。第1部と第2部の間ではそれほど変化はなく、漸進的に移り変わっていく感じ。第2部の後半から急加速的に転落していき、ひとつの極限点に達してそのまま第3部への激変につながっている。 あらすじをひとことで言えば、人類規模でのサバイバル。 あるとき何らかの宇宙的事象によって月が破壊されてしまうところから物語が始まる。物理計算の結果、月は衝突と細分化を繰り返し、やがて無数の隕石となって地球に降り注ぐことが判明。この隕石雨で地球上の生物は絶滅すると予測されたため、既設の宇宙ステーションを中核として軌道上に集住施設を構築し、限られた人類だけでも生き延びさせよう、という全人類合同のプロジェクト

    sakstyle
    sakstyle 2018/09/25
    本書の感想とあわせて、「人種」概念のループ効果についても触れられている
  • 探究メモ:脳科学は記憶の仕組みをどこまで解明したのか〈番外編3:物理学にとって記憶とは何か〉 - rmaruy_blog

    (追記)記事公開後、ベルクソン研究者の平井靖史先生と議論をさせていただきました。平井先生のブログもぜひご覧ください。 過去の保存問題hiraiya.wordpress.com === 「探究メモ:脳科学は記憶の仕組みをどこまで解明したのか」シリーズ、「番外編その3」です。 前回の更新はこちら:探究メモ:脳科学は記憶の仕組みをどこまで解明したのか〈番外編2:論文紹介 Science 2018, Tanaka et al.〉 - rmaruy_blog 今回は、脳から少し離れ、「物理学にとっての記憶」というテーマで考えてみたいと思います。 「物理学」と「記憶」、一見無関係に思えるかもしれません。ですが、物理学者の中には「記憶とは何か」ということを論じている人がいます。物理学的に記憶というものを位置づけようとすると、かなり興味深い問題が浮上するようなのです。 当初、そうした物理学者たちの「記憶

    探究メモ:脳科学は記憶の仕組みをどこまで解明したのか〈番外編3:物理学にとって記憶とは何か〉 - rmaruy_blog
    sakstyle
    sakstyle 2018/09/25
    「なぜ未来のことは覚えていないのか?」→ある痕跡が過去の情報を持つのはどのようにしてか?
  • 植物状態の患者に意識はあるのか『生存する意識──植物状態の患者と対話する』 - 基本読書

    生存する意識 作者: エイドリアン・オーウェン,柴田裕之出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2018/09/19メディア: 単行この商品を含むブログを見る植物状態というと、通常は意識が完全にシャットアウトされ、意思疎通をはかることが困難な状態だという理解がされているだろう。それに対し「実は違う、植物状態とされている患者の中にも、意識が応答を返す人もいる」と証明し、さらには植物状態の患者と部分的な意思疎通を行うことまで可能にしてみせたのが神経科学者の著者、エイドリアン・オーウェンである。書は、その道程を一冊にまとめたものだ。 最も重要なのは、次の点かもしれない。物事を認識する能力が皆無だと思われている植物状態の人の一五〜二〇パーセントは、どんな形の外部刺激にもまったく応答しないにもかかわらず、完全に意識があることを、私たちは発見したのだ。彼らは目を開けたり、唸ったり呻いたりすることも

    植物状態の患者に意識はあるのか『生存する意識──植物状態の患者と対話する』 - 基本読書
    sakstyle
    sakstyle 2018/09/25
    PETやfMRIで意識の有無を測定したり意思疎通を図っているらしい