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2020年10月25日のブックマーク (2件)

  • 太陽にもっとも近いカメラ:直接見てはいけないものをどう見るか?

    欧州宇宙機関(ESA)とNASAの太陽探査機「ソーラー・オービター」のミッションには、ある「パラドックス」があります。科学者たちは探査機を使ってかつてないほど太陽に近づいた画像を撮ろうとしていますが、近づけば近づくほど、探査機が集めた光が観測機器にダメージを与えるのです。「探査機に搭載した装置で太陽から来る可視光を観測したいのですが、一方でどのように可視光から装置を守るのかを考えなければなりませんでした。」ドイツのマックス・プランク太陽系研究所で、ソーラー・オービターの観測装置「Polarimetric and Heliospheric Imager(PHI)」のチームメンバーであるAchim Gandorfer氏は言います。 これはPHIに限らずそれぞれの観測装置を開発するすべてのチームが直面した難しい問題でした。ソーラー・オービターは6つの望遠鏡を含む10個の観測装置を搭載しており、そ

    太陽にもっとも近いカメラ:直接見てはいけないものをどう見るか?
    sakstyle
    sakstyle 2020/10/25
    光から身を守りつつ光を観測しなければならない矛盾。ソーラーオービターの観測装置について。
  • 太陽探査機「ソーラー・オービター」が解き明かす謎:太陽内部から宇宙まで

    太陽は毎朝昇り、地球に熱と光を届けてくれます。何千年ものあいだ同じように輝き続け、これが当たり前のように思われるかもしれませんが、太陽にはまだまだ深い謎がたくさんあります。その謎は太陽や他の星々について科学的な知識を広げていくという意味ではもちろん重要なのですが、その重要性にはもっと現実的な理由も存在しています。 私たちは今や日常生活でもGPSなどの技術を活用していますが、そこでは人工衛星が大きな役割を担っています。人工衛星やそれに関連する技術を使ってより信頼性の高いシステムを作っていくためには、太陽が人工衛星や技術にどのような影響を与えるのかを知る必要があるのです。宇宙飛行士の安全を守るという観点でも重要なことになります。欧州宇宙機関(ESA)とNASAの太陽探査機ソーラー・オービターや太陽観測の重要な役割の1つがそこにあるのですが、ソーラー・オービターが解き明かそうとしているのは太陽の

    太陽探査機「ソーラー・オービター」が解き明かす謎:太陽内部から宇宙まで
    sakstyle
    sakstyle 2020/10/25
    太陽の磁場はどうなっているのか、極域は、コロナはなぜ熱いのか、太陽風はどうやって加速しているのか