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ブックマーク / sorae.info (422)

  • スペースX、新型ロケット「スターシップ」第4回飛行試験実施 宇宙船の軟着水に成功

    アメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)は日時間2024年6月6日、同社が開発中の新型ロケット「Starship(スターシップ)」による第4回飛行試験を実施しました。今回の飛行試験でStarship宇宙船は上昇飛行を完了して宇宙空間を慣性飛行した後に大気圏へ再突入し、海上へ軟着水することに初めて成功しました。【最終更新:2024年6月7日16時台】 【▲ アメリカ・テキサス州にあるSpaceX(スペースX)の施設「Starbase(スターベース)」から第4回飛行試験のために打ち上げられた新型ロケット「Starship(スターシップ)」(Credit: SpaceX)】 Starshipは1段目の大型ロケット「Super Heavy(スーパーヘビー)」と2段目の大型宇宙船「Starship」からなる全長121mの再利用型ロケットで、打ち上げシステムとしてもStarshipの名称で呼

    スペースX、新型ロケット「スターシップ」第4回飛行試験実施 宇宙船の軟着水に成功
    sakstyle
    sakstyle 2024/06/10
    「即座に再利用可能な耐熱シールドを開発が鍵」(スペースシャトルは耐熱タイル整備に数ヶ月)「今回は加熱の影響を測定するために2枚の耐熱タイルが意図的に撤去されていた他に、1枚を薄いものに置き換え」
  • ボーイング新型宇宙船「スターライナー」クルーを乗せて初めてISSに到着

    時間2024年6月7日未明、2名のクルーを乗せたBoeing(ボーイング)の新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」がISS(国際宇宙ステーション)とドッキングすることに成功しました。今回はStarlinerの有人飛行試験ミッションであり、同船が宇宙飛行士を乗せてISSに到着するのは初めてです。【最終更新:2024年6月7日10時台】 【▲ 2名のクルーを乗せてISS(国際宇宙ステーション)に接近するBoeing(ボーイング)の新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」(Credit: NASA)】 アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から日時間2024年6月5日23時52分にUnited Launch Alliance(ユナイテッド・ローンチ・アライアンス、ULA)の「Atlas V(アトラスV)」ロケットで打ち上げられたStarlinerは、地球を周

    ボーイング新型宇宙船「スターライナー」クルーを乗せて初めてISSに到着
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    sakstyle 2024/06/10
    「ヘリウムの漏洩が3か所で検出」「複数のスラスターのうち5つが故障」「当初の予定から1時間以上遅れての成功」
  • 【速報】スペースX、新型ロケット「スターシップ」第4回飛行試験を実施 宇宙船はインド洋へ着水

    アメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)は日時間2024年6月6日、同社が開発中の新型ロケット「Starship(スターシップ)」による第4回飛行試験を実施しました。Starship宇宙船は宇宙空間を飛行後に大気圏へ再突入し、予定されていたインド洋への着水を行って飛行を終えています。【最終更新:2024年6月6日23時台】 【▲ 米国テキサス州にあるSpaceX(スペースX)の施設「Starbase(スターベース)」から第4回飛行試験のために打ち上げられた新型ロケット「Starship(スターシップ)」。SpaceXのライブ配信より(Credit: SpaceX)】 Starshipは1段目の大型ロケット「Super Heavy(スーパーヘビー)」と2段目の大型宇宙船「Starship」からなる全長121mの再利用型ロケットで、打ち上げシステムとしてもStarshipの名称で呼ば

    【速報】スペースX、新型ロケット「スターシップ」第4回飛行試験を実施 宇宙船はインド洋へ着水
  • NASAがハッブル宇宙望遠鏡の運用を一部変更へ ジャイロスコープを1基だけ使用するモードに

    アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年6月4日付で、先日打ち上げから34周年を迎えた「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope: HST)」の姿勢制御について、現在3基稼働しているジャイロスコープ(ジャイロセンサー、角速度センサー)のうち1基が度々誤った測定値を示している問題を受けて、1基のジャイロだけを稼働させるモードに移行するための作業を進めていると発表しました。【最終更新:2024年6月5日10時台】 【▲ 1997年2月、スペースシャトル「ディスカバリー」による2回目のサービスミッションを終えて放出されたハッブル宇宙望遠鏡(Credit: NASA)】 ジャイロスコープは姿勢制御に関する機器の一つで、高速で回転するホイールが組み込まれています(ハッブル宇宙望遠鏡の場合は毎分1万9200回転)。回転するホイールの回転軸は望遠鏡の向きが変わっても同じ方向を指

    NASAがハッブル宇宙望遠鏡の運用を一部変更へ ジャイロスコープを1基だけ使用するモードに
    sakstyle
    sakstyle 2024/06/06
    元々ジャイロ6基あって、3基は既に使用不可。残り3基のうち1基が最近度々不具合を出しているので、1基のみ運用するモードへ(もう1基は温存)「観測対象へ向けるのに必要な時間が長くなる」というデメリットあり
  • 中国、月探査機「嫦娥6号」のサンプル採取完了と月面からの離陸を発表

    中国国家航天局(CNSA)は2024年6月4日、CNSAの月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」が世界初となる月の裏側でのサンプル採取を完了し、離陸した上昇機が月周回軌道へ戻ることに成功したと発表しました。CNSAは嫦娥6号のセルフィーを含む複数の画像もあわせて公開しています。【最終更新:2024年6月4日13時台】 嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機です。地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸して周辺の観測を行うと同時に、スコップとドリルを使用して約2kgのサンプルを採取し地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としています。成功すれば月の裏側からのサンプルリターンは世界初となります。 【▲ 打ち上げ準備中の月探査機「嫦娥6号」。着陸機の側面に取り付けられた小型探査車らしき装置が写っている(Credit: CASC/CAST)】 2024年5月3日(日時間・以

    中国、月探査機「嫦娥6号」のサンプル採取完了と月面からの離陸を発表
  • エンケラドゥスに熱水噴出孔が存在する可能性 実験室でのシミュレーション結果が示唆

    地球上で最初の生命が誕生した場所についてはさまざまな説が唱えられていますが、その有力な仮説として海底の「熱水噴出孔」が挙げられています。 熱水噴出孔が存在する場所は「熱水域」とも呼ばれていて、そこでは無機物から有機物が合成されることで単純な生命体が出現するための重要な条件が揃っていると言われています。現在の地球でみられる熱水噴出孔の周辺でも多くの生物が活動し、独自の生態系を形成していることが知られています。 そのため、もしも地球外の惑星や衛星で熱水噴出孔の存在が確認されれば、その星に生命が存在する可能性が示唆されることになります。つまり、熱水噴出孔は有力な「バイオマーカー」(生命が存在する指標、「バイオシグネチャー」とも呼ばれる)と言えるのです。 熱水噴出孔の存在する可能性が指摘されている天体の一つが、土星の衛星エンケラドゥスです。この衛星の直径は約500キロメートルで、表面は約30キロメ

    エンケラドゥスに熱水噴出孔が存在する可能性 実験室でのシミュレーション結果が示唆
    sakstyle
    sakstyle 2024/06/04
    カッシーニの宇宙塵分析器で測定した質量スペクトルデータと、熱水域を再現した実験装置内でおきたアミノ酸の変化の質量スペクトルを比較
  • 世界初の木造人工衛星「LignoSat」が完成 京都大学と住友林業が開発

    国立大学法人京都大学と住友林業株式会社は2024年5月28日、共同で開発に取り組んできた木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」の1号機が完成したと発表しました。【最終更新:2024年5月29日16時台】 【▲ 完成した木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」1号機のフライトモデル。住友林業のプレスリリースから(Credit: 住友林業, 京都大学)】LignoSatは京都大学と住友林業が2020年4月から開発に取り組んできた1Uサイズの超小型衛星(CubeSat)です。住友林業によると、同衛星は2024年6月4日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)に引き渡され、2024年9月に打ち上げが予定されているスペースXの補給船「Cargo Dragon(カーゴドラゴン)」で国際宇宙ステーション(ISS)へ運ばれた後に、ISSの日実験棟「きぼう」から放出される予定です。 地上から打

    世界初の木造人工衛星「LignoSat」が完成 京都大学と住友林業が開発
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    sakstyle 2024/06/03
    「住友林業の紋別社有林で伐採されたホオノキが使用」へえ、紋別
  • 【更新】ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」打ち上げ延期 日本時間6月5日夜に再設定

    United Launch Alliance(ユナイテッド・ローンチ・アライアンス、ULA)は日時間2024年6月2日未明に同社の「Atlas V(アトラスV)」ロケットによるBoeing(ボーイング)の新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」の打ち上げを予定していましたが、発射まであと数分というところで中断され、打ち上げの延期が発表されました。【最終更新:2024年2024年6月3日17時台】 【▲ ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」が搭載されたユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の「アトラスV」ロケット。アメリカの現地時間2024年6月1日撮影(Credit: NASA/Joel Kowsky)】スターライナーはスペースXの「Crew Dragon(クルードラゴン)」とともにアメリカ航空宇宙局(NASA)のCommercial Crew Program(コマ

    【更新】ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」打ち上げ延期 日本時間6月5日夜に再設定
    sakstyle
    sakstyle 2024/06/03
    「次の打ち上げ機会はアメリカの現地時間2024年6月5日から6日だということです。」 6/5っぽい
  • 【速報】中国、月探査機「嫦娥6号」による月着陸に成功したと発表

    中国国家航天局(CNSA)は2024年6月2日、CNSAの月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」が月着陸に成功したと発表しました。【最終更新:2024年6月2日8時台】 【▲ 参考画像:打ち上げ準備中の月探査機「嫦娥6号」(Credit: CASC/CAST)】嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機です。地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸し、約2kgのサンプルを採取して地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としています。日時間2024年5月3日に海南省の文昌衛星発射センターから「長征5号」ロケットで打ち上げられた嫦娥6号は、5日後の日時間2024年5月8日に月周回軌道へ投入されました。 CNSAによると、嫦娥6号を構成する周回機・着陸機・上昇機・帰還機のうち、上昇機を載せた着陸機が2024年5月30日に周回機から分離。日時間2024年6月2日7時9分に降下

    【速報】中国、月探査機「嫦娥6号」による月着陸に成功したと発表
  • JAXA金星探査機「あかつき」通信途絶 2015年12月から金星を周回中

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2024年5月29日、2015年から金星を周回しているJAXAの金星探査機「あかつき」との通信が途絶していることを明らかにしました。【最終更新:2024年5月30日11時台】 【▲ 金星周回軌道投入に再挑戦する金星探査機「あかつき」の想像図(Credit: JAXA)】JAXA宇宙科学研究所(ISAS)によると、2024年4月末の運用にて「姿勢維持の精度が高くない制御モードが長く続いた」ことをきっかけに「あかつき」との通信が確立できなくなりました。対策が行われたものの5月29日時点で通信は回復しておらず、復旧運用が続けられています。定常運用を終えた「あかつき」は2018年4月から後期運用に入っていて、今後の対応についてISASはその点も踏まえて検討しているとしており、JAXAとしての方針が決定次第発表するということです。 2010年5月21日(日時間・以

    JAXA金星探査機「あかつき」通信途絶 2015年12月から金星を周回中
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    sakstyle 2024/05/31
    「「あかつき」の設計寿命は4年半とされており、すでにその期間を大幅に超えてミッションが継続されて」きた。今後の対応は現在検討中。「「あかつき」は金星の大気に関する重要な知見をもたらしました」
  • 「エディアカラ紀」の地磁気は弱かった 生物が大型化した理由の可能性

    約6億年前の「エディアカラ紀(エディアカラン)」は、目に見える大きさの多細胞生物が発見されている最も古い時代として注目されています。しかし、なぜエディアカラ紀に生物の身体が複雑化・大型化したのか、その理由はよく分かっていません。 ロチェスター大学のWentao Huang氏などの研究チームは、エディアカラ紀の「地磁気」の強さを調査しました。その結果、エディアカラ紀の約2600万年の間、地磁気の強さは現在の10分の1以下、最小で約30分の1というかなり低い水準だったことが判明しました。詳しくは後述しますが、この出来事は最終的に海水中の酸素濃度を増加させ、生物の進化を促した可能性があります。 【▲ 図1: 今回の研究により、エディアカラ紀の地球は地磁気が極端に弱かった可能性が示されました。当時の生物にとって、オーロラは極地以外でも見られる、日常的な現象であったかもしれません。(Credit:U

    「エディアカラ紀」の地磁気は弱かった 生物が大型化した理由の可能性
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    sakstyle 2024/05/30
    鉱物のSCP(単結晶古強度)を測定。風化や変質の影響を受けないが非常に小さい結晶を調べる必要があり技術革新により測定できるようになった/地磁気が弱いと水素が逃げて酸素が増える
  • 北朝鮮、軍事偵察衛星の打ち上げに失敗と発表 発射から数分で爆発か

    朝鮮中央通信は2024年5月27日付で、北朝鮮の国家航空宇宙技術総局の発表として、軍事偵察衛星「マンリギョン(万里鏡)1-1号」を搭載した新型ロケットの打ち上げに失敗したと報じました。【最終更新:2024年5月28日11時台】 発表によると、衛星を搭載したロケットは2024年5月27日に北朝鮮の西海(ソヘ)衛星発射場から発射されたものの、1段目の飛行中に爆発して打ち上げは失敗しました。事故の原因は「新しく開発した液体酸素+石油エンジンの作動の信頼性」にあると初歩的な結論が下されており、原因になり得る他の問題点も審議されると報じられています。 今回の打ち上げに先立ち、北朝鮮は日時間2024年5月27日0時~2024年6月4日0時の間に人工衛星の打ち上げを行うと海上保安庁に対して通報しており、黄海と太平洋のルソン島(フィリピン)東方に予告落下区域が設定されていました。北朝鮮が衛星の打ち上げ期

    北朝鮮、軍事偵察衛星の打ち上げに失敗と発表 発射から数分で爆発か
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    sakstyle 2024/05/28
    2023年に打ち上げれれた「チョンリマ(千里馬)1型」ロケットは、ヒドラジンと四酸化二窒素と推定されており、今回は別の新たなロケットが開発された可能性
  • 地上から観測困難な“光”を捉える宇宙望遠鏡は実現可能? 10万機以上の小型衛星を活用する斬新な計画

    宇宙空間内の放射源天体から届けられる光(電磁波)のなかで、地上の天文台では観測が困難な周波数帯の“光”が存在するのをご存じでしょうか。 周波数が15MHz以下の低周波電波(※1)は約50〜1000km上空の「電離層(電離圏)」によって遮られることがあるため、地上の天文台では受信することが困難です。この低周波電波を観測するための宇宙望遠鏡の「集合体」を配備する構想「GO-LoW(Great Observatory for Long Wavelengths)」が、マサチューセッツ工科大学(MIT)ヘイスタック観測所のMary Knappさんが率いる研究グループによって提案されています。 ※1…天文学で低周波電波(Low Frequency Radio)という用語が使われるが、周波数の範囲は明確に定められていない 関連記事 ・観測史上最強のガンマ線バースト「GRB 221009A」は地球の電離圏

    地上から観測困難な“光”を捉える宇宙望遠鏡は実現可能? 10万機以上の小型衛星を活用する斬新な計画
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    sakstyle 2024/05/24
    太陽と地球のラグランジュ点に10万機以上の小型衛星コンステレーションによる宇宙望遠鏡構想「GO-LoW」電離層で遮られる低周波電波を観測し、系外惑星の磁場などを探る
  • 木星の手前を横切っていく物体の正体は? NASA探査機ジュノーが撮影

    こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機「Juno(ジュノー)」に搭載されている可視光カメラ「JunoCam(ジュノーカム)」を使って撮影された木星の姿です。2024年3月7日に実施された59回目の木星フライバイ(近接通過)「PJ59(Perijove 59)」の最中に取得された2つの画像が並べられています。 実はこの画像には、木星の手前を横切っていく“ある物体”が写り込んでいます。解像度の都合により掲載した画像では見つけづらいかもしれませんが、どこに写っているのかわかりますでしょうか? 【▲ アメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機「ジュノー」の可視光カメラ「JunoCam」で撮影された木星。2024年3月7日に取得されたデータをもとに市民科学者のGerald Eichstädtさんが作成(Credit: Image data: NASA/JPL-Caltech/SwRI/M

    木星の手前を横切っていく物体の正体は? NASA探査機ジュノーが撮影
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    sakstyle 2024/05/24
    一般公開されているジュノーの撮影画像を用いたシチズンサイエンスの例
  • ESAとNASAが火星探査車「ロザリンド・フランクリン」の協力拡大で合意 2028年打ち上げ予定

    欧州宇宙機関(ESA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年5月16日付で、ESAの火星探査計画「ExoMars(エクソマーズ)」における火星探査車「Rosalind Franklin(ロザリンド・フランクリン)」のミッションに関する覚書に署名したことを発表しました。【最終更新:2024年5月21日11時台】 【▲ 火星表面で探査を行う欧州宇宙機関(ESA)の火星探査車「ロザリンド・フランクリン」の想像図(Credit: ESA/Mlabspace)】ロザリンド・フランクリンはかつて火星に存在していた、あるいは今も存在するかもしれない生命の痕跡の探索を目的として開発された探査車です。放射線やきびしい温度環境から保護されているとみられる地下2mからサンプルを採取するためのドリルをはじめ、ラマン分光装置、赤外線ハイパースペクトルカメラ、有機分子分析装置などが搭載されています。着陸目標地点

    ESAとNASAが火星探査車「ロザリンド・フランクリン」の協力拡大で合意 2028年打ち上げ予定
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    sakstyle 2024/05/23
    「もともとエクソマーズはESAとNASAが共同で取り組む予定だったものの、NASAが脱退した後にロシアとの共同体制で進められてきた」
  • 翼幅世界最大の航空機「ロック」と搭載される超音速航空機「タロンA」

    こちらはアメリカの民間企業Stratolaunch(ストラトローンチ)が開発した空中発射母機「Roc(ロック)」です。翼幅は世界最大の約117mで、ジャンボジェットの愛称で知られる「Boeing 747」のエンジンを6機搭載しています。 【▲ 翼幅約117mの空中発射母機「ロック」。中央翼の下部には超音速航空機「タロンA」の試験機が搭載されている(Credit:Stratolaunch )】 ロケットや航空機などの空中発射を目的に開発されたロックは約250tのペイロードを中央翼の下部に搭載することが可能です。初飛行は2019年4月13日で、2024年5月の時点で合計14回の飛行を実施しています。直近の飛行は2024年3月9日で、ストラトローンチが開発中の再利用可能な超音速航空機「Talon-A(タロンA)」最初の機体「TA-1」による動力飛行試験が行われました。 【▲ 超音速航空機「タロン

    翼幅世界最大の航空機「ロック」と搭載される超音速航空機「タロンA」
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    sakstyle 2024/05/18
    ストラトローンチ社。https://spacenews.com/stratolaunch-performs-first-powered-talon-flight/ に動画あり。3月9日にタロンAに最初に飛行試験を実施した。今年後半に2度目の飛行試験を予定。
  • 表面全体がマグマで覆われた惑星の候補「TOI-6713.01」を発見

    ある天体の近くを別の天体が公転している場合、潮汐力によって内部が加熱されて地質活動が活発になることがあります。その一例が木星の衛星「イオ」です。イオはほぼ常に複数の火山が噴火しているほど地質活動が活発です。 カリフォルニア大学リバーサイド校のStephen R. Kane氏などの研究チームは、地球から約66光年離れた恒星「HD 104067」について、NASA(アメリカ航空宇宙局)が打ち上げた宇宙望遠鏡「TESS」による観測データを分析しました。その結果、これまで見逃されていた3個目の惑星の候補を発見しました。 今回見つかった惑星候補「TOI-6713.01」は、他の惑星からの潮汐力によって表面温度が最大約2400℃に加熱され、全体がマグマで覆われているかもしれません。近くで見れば、まるで『スター・ウォーズ』に登場する惑星「ムスタファー」のように見えるでしょう。それだけでなく、近い将来、T

    表面全体がマグマで覆われた惑星の候補「TOI-6713.01」を発見
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    sakstyle 2024/05/17
    TESSによる観測データから。惑星間の距離が近く潮汐加熱で表面が2373℃に達する。恒星表面よりも温度が高く赤外線を放射している可能性。TESSでは観測できないが、そう、JWSTならね
  • パキスタンの超小型衛星が月を撮影 中国月探査機「嫦娥6号」から分離に成功

    中国国家航天局(CNSA)とパキスタン宇宙技術研究所(IST)は2024年5月10日付で、CNSAの月探査機「嫦娥6号(Chang’e 6)」に搭載されて月周回軌道まで運ばれたパキスタンの超小型衛星「ICUBE-Q」が撮影した画像を公開しました。【最終更新:2024年5月13日15時台】 【▲ パキスタンの超小型衛星「ICUBE-Q」のカメラで日時間2024年5月8日20時56分に撮影された画像。中央左側に月が写っている(Credit: CNSA, IST)】 こちらが公開された画像の1つです。CNSAによると、嫦娥6号から分離したICUBE-Qのカメラを使って日時間2024年5月8日20時56分に撮影されました。中央左側に月が写っています。 嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機で、地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸し、約2kgのサンプルを採取して地球へ持ち

    パキスタンの超小型衛星が月を撮影 中国月探査機「嫦娥6号」から分離に成功
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    sakstyle 2024/05/17
    パキスタンも衛星作ってるのか。まあ、隣が宇宙大国だしな。中国の探査機にパキスタンの衛星が相乗りしてるのはよく分かるが、ヨーロッパ各国の衛星も結構相乗りしてんだな
  • 日欧の水星探査ミッション「ベピ・コロンボ」探査機の推進システムで問題発生

    欧州宇宙機関(ESA)は2024年5月15日付で、ESAと宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水星探査ミッション「BepiColombo」(ベピ・コロンボ、ベピコロンボ)の探査機で推進システムに問題が発生していることを明らかにしました。【最終更新:2024年5月16日12時台】 【▲ 水星に接近する日欧の水星探査ミッション「BepiColombo(ベピ・コロンボ)」探査機の想像図(Credit: spacecraft: ESA/ATG medialab; Mercury: NASA/JPL)】 BepiColomboは日の水星磁気圏探査機「Mercury Magnetospheric Orbiter(MMO、みお)」と欧州の水星表面探査機「Mercury Planetary Orbiter(MPO)」の2機による水星探査ミッションです。ここに両探査機の水星周回軌道投入前までの飛行を担当する

    日欧の水星探査ミッション「ベピ・コロンボ」探査機の推進システムで問題発生
  • 月面基地で宇宙飛行士が健康を保つ方法は「サーカス」が教えてくれる?

    重力が地球の約6分の1であるため、地球と同じようには運動できない「月環境」。米国や中国が独自に月面基地の建設および宇宙飛行士の滞在を計画するなか、月面基地での生活で宇宙飛行士が健康を保つ方法は、思わぬ分野から示唆を与えられるかもしれません。 イタリア・ミラノ大学のAlberto E. Minetti教授が率いる研究グループは、月の低重力環境で健康を維持するために、「ウォール・オブ・デス(死の壁)」と呼ばれるサーカスの曲芸を模した方法を提案しました。地上のようにオートバイの動力を借りなくても、月環境であれば円筒の側面を自力で水平移動できるのだといいます。 【▲ アルテミス計画の一環として建設されるベースキャンプ(拠点)の想像図(Credit: NASA)】■低重力環境が人体に及ぼす影響アメリカ航空宇宙局(NASA)が主導する有人月探査計画「アルテミス」では、月の南極にベースキャンプ(拠点)を

    月面基地で宇宙飛行士が健康を保つ方法は「サーカス」が教えてくれる?
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    sakstyle 2024/05/16
    高負荷な運動のために遠心機を利用する提案。しかし、巨大遠心機は現実的ではない。代替策が「曲芸師がオートバイにまたがって円筒の側壁を走行する「ウォール・オブ・デス」というサーカスの曲芸を応用した方法」