永遠の光と闇の間に生命の息吹が芽生えているかもしれません。 米国のカリフォルニア大学で行われた研究によって、赤色矮星の近くを回る惑星の多くが惑星の中に帯状の居住可能区域を持つ可能性が示されました。 赤色矮星の近くを回る惑星の多くは、重力の影響で「潮汐ロック」という現象が起こり、片面が常に恒星に面した永遠の昼である一方、もう片面には永遠の夜が訪れます。 こうした惑星では昼側は暑さのせいで、夜側は寒さのせいで居住不可能となってしまいますが、それらの中間となる「ターミネーターゾーン(Terminator zones)」にある区域では、生命にとって丁度いい環境が保たれる可能性があります。 天文学におけるターミネーターゾーンとは、惑星の夕暮れの領域を指し、今回の場合はそれが「永遠の黄昏」と呼ぶべき状態になっています。 今回の研究は惑星規模の気候シミュレートを行い、どんな条件がそろえば、ターミネーター
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