面白かった! <本文以外> まず表紙の帯から面白い。 「おそらくは20世紀に書かれた最も壮絶な本だ。」→ま〜た大げさな推薦文だなぁ 「──レイナルド・アレナス」→って著者本人の自画自賛かーいwwww 帯文でここまで笑わせてくれるアレナスほんとちゅき♡ でも実際読み終えて、たしかにこれは「20世紀に書かれた最も壮絶な本」と言っても良い気がする。 いや待てよ……他のアレナスの長篇もどっこいどっこいだな。アレナスを越えられるのはアレナスだけ! そして本文内容とは全く関係のない章タイトルもほんとすき。読者に知らん顔でふざけ倒してるところ。 (似たようなおふざけでも、こちらに目配せしてると感じちゃうと萎える) 全52章から成るが、最後の章が満を持して「襲撃」で、最後だけは内容とリンクすんのか〜と思ったが、 よくよく読んでみれば「襲撃」だってあんまり本文とは関係なかった。 つまりは章題だけでなく、タイ
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