タグ

2024年3月5日のブックマーク (2件)

  • 「すべてが大きな障害」NASAの火星サンプルリターン計画に内部から疑問の声

    #NASA#ESA#火星#サンプルリターン#MSR 米航空宇宙局(NASA)の監察総監室(Office of Inspector General:OIG)は、火星から試料を地球に持ち帰る(サンプルリターン)計画「Mars Sample Returen(MSR)」について、是正措置計画の策定を求めている。 MSRでは探査車(ローバー)「Perseverance」で集めた火星のサンプルを着陸機と上昇機で打ち上げる。火星を周回する探査機(オービター)とドッキングし、地球へと持ち帰る計画だ。2023年11月にはMSRの予算が膨張していることを理由に、ミッションに関する作業の縮小が報じられた。 OIGは報告書の中で、MSRプログラムの設計、コスト、スケジュールのすべてが大きな障害となっていると述べた。具体的にはMSRの「Capture Containment and Return System(CC

    「すべてが大きな障害」NASAの火星サンプルリターン計画に内部から疑問の声
    sakstyle
    sakstyle 2024/03/05
    NASAの監察総監室は「設計、コスト、スケジュールのすべてが大きな障害」と報告し、また、ESAとの調整を強化するよう提言した。
  • 顕名の著者と匿名の査読者 シザール『科学ジャーナルの成立』第3章 - オシテオサレテ

    科学ジャーナルの成立 作者:アレックス・シザール 名古屋大学出版会 Amazon アレックス・シザール『科学ジャーナルの成立』柴田和宏訳、伊藤憲二解説(名古屋大学出版会、2024年)、115–153ページ。 科学ジャーナルの歴史についての研究書の邦訳が刊行されたので、その第3章「著者と査読者」を読む。 科学の発展に貢献したかどうかは、何よりも科学論文の執筆者(オーサー)であるかどうかによって判定される。このような考え方は当たり前に思えるかもしれない。しかし実際には、このような考え方が有力になったのは、ある特定の時期の特定の状況の中でのことであった。19世紀前半のイギリスでは、王立協会を改革しようとする動きがあった。改革を主導しようとした人々は、おおよそ次のように考えた。イギリスの王立協会は、フランスのアカデミーと違い、公的な援助を十分に受けられていない。これは、その有用性が十分に認知されて

    顕名の著者と匿名の査読者 シザール『科学ジャーナルの成立』第3章 - オシテオサレテ
    sakstyle
    sakstyle 2024/03/05
    イギリス王立協会改革の際に、論文執筆を科学への貢献・名誉の対象とした(逆に、職人の貢献などが見逃されるように)。ヒューウェルの提案等で査読システムも確立するも次第に査読者の多様な役割が見逃されていく。