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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/hey11pop (3)

  • 崖の上のポニョ - デイライトバウンド

    Movie, Photoポニョだー!こんなに気味が悪いヒロインで大丈夫なの!?と物議をかもしているポニョだけども、いやあ面白かった。理屈とかじゃないんだよね。これは千と千尋以降既に表れていた傾向なんだけども、映画を成り立たせている論理的な枠組みをこれまで以上に突き崩し、アニメーションとしての快楽をよりラディカルに追い求めていこうとしている。絵が動いているということの純粋な楽しさをよくもまあここまで突き詰められたなあというか、驚嘆に呑まれてしまった。主人公の宗介のお父さんは船乗りで、なかなか家に帰ってくることができない。宗介のモデルが実子の吾朗であるというのは宮崎駿自身が口にしていることで、宗介がおかれた少し寂しい状況は、事情を知る者から見れば吾朗の幼少期にそのままオーバーラップしてくる。「二度と吾朗みたいな子供を作らないために」宮崎駿は、そんなことをコメントしていたらしい。父親がアニメスタ

  • 世界遺産!幻惑の聖地ボダナートと、美の都ラリトプルをさまよう - デイライトバウンド

    Journey, Nepal, Photoラリトプルで出会った、死にかけの犬。あまりの猛暑に、ネパールの犬々は地面に這い蹲ってハァハァしているのがデフォルトだ。抜け毛のひどいこの犬はことさら弱りきっていて、こちらがシャッターを切るたび、それほど煩くもないシャッターの音に怯えるようにしてビクッビクッと体を震わせていた。 5月22日 シャブルベンシ→カトマンドゥパラリロパラリロ、という暴走族じみたクラクションに叩き起こされ、おかげでランタン最後の朝は爽やかな目覚めだった。この品性の欠片もないクラクションは、カトマンドゥとシャブルベンシを結ぶローカルバスのものだ。バスの屋根に乗り込んだ人たちの影が岩壁や道路に映り込み、ゆれながら起きたり寝そべったりする様子がおもしろいのを眺めながら、寝ぼけ眼でぼんやりとカトマンドゥに向かう。谷間の景色も雄大ですばらしくて、デジカメの電池が切れてしまい写真に残せな

    sakstyle
    sakstyle 2008/07/10
    ネパールいいなあ。街並みキレイだし、仏像とか狛犬とか面白い。リクシャーのエピソードもいい。
  • メモ:文体とリズムについて - デイライトバウンド

    Createこれは、文体とそれに伴うリズムや身体性についてひたすら直観してメモしていくという危なっかしいエントリです。まじでメモなので、読む人はそのつもりで読んでください。*1音楽のレコードを、それこそ数千枚レベルかどうかはわからなくても数百枚から千枚以上は聴いてきているような音楽好きなら、文体のもつ物理的なリズムをいやがうえにも意識して書かざるを得なくなる。小説は一般的に観念的な抽象芸術として捉えられているけれども、そこには間違いなく肉体があって、見た目と音のような形式的な要素を無視することはできない。初期衝動としては、マチエールとリズムにこだわった詩とも小説ともつかないものを十代から二十歳くらいにかけて狭い世界で発表していた。密度と細部へのこだわりが災いして、長文は書けなかった。そもそものところ小説の文体ではなかったんだと思う。文体は、ライトノベル投稿に手を出したあたりで完全に見失って

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