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ブックマーク / www.oist.jp (3)

  • タコも夢を見る?タコにも人間のレム睡眠に似た睡眠段階があるという事実が初めて明らかに

    眠っているときのタコは、じっとしていたかと思うと突然活動的になり、腕や目がピクピクと動いたり、呼吸が早まったり、体色が鮮やかに変化したりするときがあります。 沖縄科学技術大学院大学(OIST)とワシントン大学による共同研究チームは、このような動的睡眠段階にあるタコ(ソデフリダコ:Octopus laqueus)の脳活動や体色模様を詳細に調べ、それらが覚醒時の神経活動や体色模様とよく類似していることを明らかにしました。このような睡眠中におこる覚醒状態様の脳活動は、哺乳類のレム睡眠(急速眼球運動を伴う睡眠で、多くの夢はレム睡眠中に起こる)中にも見られます。 静的睡眠中のソデフリダコは、体色が白く、じっとしている。このように静かに眠っている状態から、約1時間おきに突然覚醒状態に似た性質を持つ睡眠状態(=動的睡眠)になる。 浅田渓秋(OIST技術員) 日時間の6月29日(英国28日)に科学誌Na

    タコも夢を見る?タコにも人間のレム睡眠に似た睡眠段階があるという事実が初めて明らかに
    sakstyle
    sakstyle 2023/06/29
    OISTのタコ研究/全ての動物が睡眠をとるが、睡眠に2段階あるのは脊椎動物だけと思われていた。タコには静的睡眠・動的睡眠があり、動的睡眠も睡眠であることが確認。動的睡眠中、体色変化する(タコの夢?)
  • 新型コロナの重症化はネアンデルタール人から受け継いだ

    新型ウイルスSARS-CoV-2は、2019年末に初めて確認されてから、感染した人々にさまざまな影響を与えています。このウイルスが引き起こす新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症すると、重症化して入院が必要になる人がいる一方で、症状が軽い人や無症状で済む人もいます。 年齢や持病の有無など、重篤な反応を起こしやすいかどうかに影響を与える要因はいくつかあります。遺伝的要因も影響を与えることがわかっており、数ヶ月前に発表されたCOVID-19ホストジェネティクスイニシアチブによる研究では、3番染色体のある領域の遺伝子多様体(バリアント)が、重症化リスクを高めることが示されました。 そしてこの度、国際科学雑誌ネイチャー誌に掲載された新たな研究では、この遺伝子領域が南欧で発見された5万年前のネアンデルタール人のものとほぼ同じであることがわかりました。さらなる解析で、これらのバリアントは約

    新型コロナの重症化はネアンデルタール人から受け継いだ
    sakstyle
    sakstyle 2020/09/30
    重症化をもたらす遺伝的バリアントは、約5万年前、南欧のネアンデルタール人との交配でもたらされた。南アジアに多く、東アジアに少なく、アフリカはほぼない
  • タコのゲノムを解読する

    骨が無く、3つの心臓をもち、約5億個の神経細胞のほとんどが8の長い腕(触腕)に局在している生き物を想像してみてください。ギリシャ神話に登場する怪物ヒドラのように腕を再生することができ、それぞれの腕は独立して動きます。また腕の筋肉を硬直させると、一時的に肘や肩に変化させることもできます。さらにこの生き物は、変幻自在な擬態(カモフラージュ)能力と自分の巣を獲物の残骸で装飾する習性を持っています。 これらの奇妙な特徴をもつ生き物―それがタコです。ヒトが脊椎動物の進化の頂点だとすれば、無脊椎動物の中でその対極にあたるのが、最も高い知能を持つとされているタコです。タコはイカなどとともに頭足類※1に分類され、その祖先は巻貝に似た動きが遅い体の軟らかい生き物ですが、現在は活発で巧みな捕動物として知られます。現代の巻貝やカキ、その他の軟体動物も同じ祖先を持つ動物ですが、どうやらタコだけが並外れた能力を

    タコのゲノムを解読する
    sakstyle
    sakstyle 2015/08/13
    ゲノムに重複が見られない/半分近くがトランスポゾン/特に劇的なのがHox遺伝子で、分散している
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