http://sigixd.org/ これに参加してきましたので、感想をまとめます。 先ず良かったことは、 「日本のインタラクションデザイン」なんていう大上段のテーマを、30そこそこの若い研究者二人が、トピックとして取り上げたこと。 これは、おそらく日本の電気電子関連企業の近年の不振に起因していると思う。彼らが、これに危機意識をもっていることは、とても良い事だと思うし、励まされた。 彼らが、公金で研究をしている研究者だという点が、評価できる。やっと彼らに届いたか、というのが私の実感。2008年に、情報処理学会などに参加している大手企業の研究者がリストラされて、アイティアに「複数」履歴書を送ってきたショックを思い出す。この危機意識を実感できない人は、その後研究者がどうなったかを、わが身のこととして考えたほうがよい。 もはや、電気電子ハードウェアは台湾、韓国などの攻勢でジリ貧だ。パッケージソフ