新米と秋刀魚のわた焼き お刺身用の秋刀魚を買いました。1尾250円です 3枚におろして、秋刀魚のわたに酒、味醂、醤油で調味して1時間ほど漬け込み、グリルで焼きました 秋刀魚のわた焼き わたの、苦味が程よくマイルドに調味され、クセになる味わいです 艶やかな新米と一緒に 自家製お漬物 土…
朝日新聞出版 2009年11月 中島梓氏の死にいたるまで一年弱の闘病記。 読んでいて気が重くなってきた。闘病記であるからではない。変な民間療法に走ったりすることもなく、急に回心して受洗するなどということもなく、闘病記としては(とてもおかしな言いかただけれども)まともなものである。にもかかわらずなんとも言えない気持ちになってくるのは、その時々の経過の記載から医者として著者の予後がよめてしまうからである。しかも書いている中島氏自身はそれが予測できていないことも記載から読み取れる。それで読んでいてやりきれなくなる。 中島氏は膵臓癌で亡くなった。ひょっとすると、この記事に何かの検索からたどりつく膵癌の患者さんあるいは家族の方もいないではないかもしれない。そういう方に以下に書くことは希望をあたえる内容ではないかもしれない。患者さんに「希望をも処方する」のは医療者の仕事の一つである(中井久夫「臨床瑣談
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