飛行士の野口聡一さんを乗せたソユーズTMA-17の着陸を見てきました。 見えた! 帰還カプセルは真っ黒に焼け、もうもうと煙を吐きながら落ちてきます。 ヘリがカプセルの周りを旋回しながら近づいていきます。このヘリにNASAのカメラマン、ビル・インガルスが乗っていたんだと思う。 今回は待ちかまえていた場所からわずか3kmほどの所に着陸したため、非常に早く到着でき、作業も全部見られました。近くで見ると、帰還カプセルはすごくちっさい。ここに大人が3人も乗ってるなんてにわかには信じられません。 まず出てきたのは、真ん中に座っている船長のコトフ飛行士(ロシア)。私は基本的にビデオを回す係だったので、野口さんの写真は残念ながら撮れませんでした。 飛行士はすぐに移動できないため、15分くらい帰還カプセルのすぐ脇で座らされて休憩します。この間に、リンゴを手渡されたり、ロスコスモスTV(ロシア宇宙庁TV)のイ
デザイン専門学校で受け持っているデッサンのカリキュラムの中に、幾何形態がある。立方体、円柱、円錐、四角錐、三角柱、球‥‥。誰でも大抵一度は描かされるモノだ。 セザンヌの有名な言葉で「自然界にあるのは円柱と円錐と球だ」というのがあるが、デザイン方面ではまず立方体が描けないことには話にならないようで、「とにかく全員、立方体をちゃんと描けるようにしてほしい」と、私が担当している1年の専任の先生に言われている。 立方体?そんなの簡単だよ誰でも描けるよ‥‥と最初のうちは思っていた。ところが甘かった。 何の前知識もなしに立方体を紙に描かせてみると、半分くらいの学生が、まず正方形を描き、角から斜めの平行線を三本延ばして奥行きを作り輪郭を閉じる。「これはありえない世界。空間が歪んでる」と言うと、とても不思議そうな顔をする。 立方体の一面が完全に正方形に見えるのは、立方体が目の高さにあり、一面以外はまったく
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