※追記(2017年2月14日):インドにおけるベーシックインカムの議論の動向を別の記事「インド政府がベーシックインカム導入に関心、財源に課題」でアップデートしました。あわせてご覧ください。 社会保障分野の調査・分析を専門とする英国のコンサルティング会社(Development Pathways)が、インドのベーシックインカムプロジェクトのインパクト評価を行った。 調査報告によれば、短期期間かつ低い給付水準だったにもかかわらず、案件の効果は大きかったという。特に、生活水準、栄養、教育のそれぞれの指標で大きな改善が見られたようだ。 インドには世界の最貧層の約半数が集中しているため、インドで社会保障をいかに運用し、貧困削減を達成するかで、世界の絶対的貧困を2030年までに撲滅することができるかが左右される。 今回の調査報告は、ベーシックインカムが一つの解決法となる可能性を暗示したものだ。
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