中坊公平氏が、まだ弁護士であったころ、彼と元東京地検特捜部検事の堀田力弁護士の「司法改革」に関する対談を企画したことがありました。その冒頭、堀田氏は、彼に、こんなとても印象的な言葉をぶつけたのでした。 「中坊ゴルバチョフ説というのがあるのをご存知ですか」 ソ連でペレストロイカ(改革)を断行したミハイル・ゴルバチョフが、国際的な評価が高いのに対して、国内的には不評であることに、社会的な評判に対して、弁護士界内で批判がある中坊氏をなぞらえる説があるのだ、と。この時は、中坊氏は、知っているとも知らないとも言わず、顔を曇らせることもなく、にこやかに返していました。しかし、今にして思えば、この現実にこそ、あるいはその後、彼が終生背負うことになった誤算があったように思えるのです。 彼の人生には毀誉褒貶という言葉が、しばしば被せられますが、その言葉通り、彼の評価は大きく割れています。「ミスター司法改革」
GWも最終日ですか。連休中は混雑するのでむしろ遠くへ出かけたりしません。 今年も野菜の苗を植えたり、近所をダラダラと散歩したりして連休が終わっちゃいそうです。 あ・・・あと 「逆転裁判」。w 帝国憲法を読んでみましょうのシリーズ。 今回は 「第2章 臣民権利義務」 について、ざくっと的外れな感想を。 --------------------------------------------------------- 第2章 臣民権利義務 第18条 日本臣民であるための要件は法律の定めによる。 第19条 日本臣民は法律の定める資格に応じ、等しく文武官に任命される。 第20条 日本臣民は法律により兵役に就く義務を有する。 第21条 日本臣民は法律の定める所により納税の義務を有する。 第22条 日本臣民は法律の範囲内で居住と転居の自由を有する。 第23条 日本臣民は法律に反する不当な逮捕・監禁・審
ゴールデンウィーク真っ最中ですが、きのうは黙々と 「逆転裁判」 をやってましたよ。w いやー。さすが名作ですね。 久々でしたけど、いいヒマつぶしになりました。 さて。帝国憲法をざくっと読んでみました。 私は法学的なコトは全く解からないので、ちょろっと感想のようなものを。 まずは 「第1章 天皇」 から。 --------------------------------------------------------- 第1章 天皇 第1条 大日本帝国は万世一系の天皇がこれを統治する 第2条 皇位は皇室典範の定めに従って、皇統の男系男子が継承する。 第3条 天皇は神聖にして侵すべからず。 第4条 天皇は国家元首であり、統治権を総攬し、憲法の規定により統治を行う。 第5条 天皇は帝国議会の協賛をもって立法権を行使する。 第6条 天皇は法律を裁可し、その公布および執行を命じる。 第7条 天皇は帝
もうこれだけ…と悲観的に考えるシステム管理者、いやまだまだ…と楽観的に考えるプログラマ。ITを支えるヒトビト
「資料構成 戦争体験記・部隊史にみる日本軍「慰安婦」(1)」、日本の戦争責任〔ママ〕センター、『季刊 戦争責任研究』第66号、2009年冬、44-54ページ タイトルにあるように、旧軍将兵などが書いた回想記や部隊史に現れる軍「慰安所」の記述、日本軍や連合軍による性暴力の目撃談などを収集したもの。なおタイトルの「(1)」など「( )」でくくった数字は原文では丸囲み数字(以下、および次回以降も同じ)。 全部で25の資料が「一、日本軍人による性暴力」、「二、日本人「慰安婦」…人身売買・誘拐等」「三、朝鮮人女性の誘拐と人身売買」と分類されて紹介されている。「一」に属する資料も軍「慰安所」制度の背景を理解するうえでは重要なのだが、ここでは割愛し、「二」「三」から一部を(そう、一部だけを)紹介する。 「二」の(3) 整理番号141:「橋爪健さんの話」、青柳忠良『続・聞き書き「地域の“戦争”の時代』、2
「日本軍「慰安婦」・性暴力に関する国会図書館文献調査の報告」、日本の戦争責任資料センター研究事務局、『季刊 戦争責任研究』第66号、2009年冬、55-67ページ 「日本軍「慰安婦」・性暴力に関する国会図書館文献第二次調査の報告」、日本の戦争責任資料センター研究事務局、『季刊 戦争責任研究』第73号、2011年秋、40-47ページ 「日本の戦争責任資料センター」は1993年、2009年、2010年の3度にわたり、ボランティアの協力を得て国会図書館所蔵の旧日本軍将兵による戦記、回想記に見られる軍「慰安所」や戦場の性暴力についての記述を調査している。93年の調査は本格的な軍「慰安所」制度研究の初期に行なわれたもので、その成果は従来の研究書や概説書でも援用されてきたものである。したがって今回はとりあげないが、『季刊 戦争責任』の第3、5、7、9号にその結果が報告されているので、「証拠」を見たくて
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