4月6日、ギリシャ債務問題でチプラス首相は国内から激しい突き上げを受けている。議会で演説を行う前の同首相、アテネで先月撮影(2015年 ロイター/Alkis Konstantinidis) [アテネ 6日 ロイター] - ギリシャ債務問題でチプラス首相は国内から激しい突き上げを受けている。資金枯渇が迫る中、国際債権団には金融支援を得るために改革を約束するものの、国内の支持基盤を損なうことなく大幅な譲歩を打ち出すのは困難な情勢で、危険な綱渡りが続きそうだ。 首相の運命を左右するのは国内世論、首相率いる急進左派連合(SYRIZA)の極左勢力、右派の連立パートナー。この3者の一角でも離反すれば政権は崩壊する。 実際、急進左派連合の極左派閥ボスであるラファザニス氏(エネルギー相)はこのほど、1月の総選挙前に約束した反緊縮策から後退すれば(政権の)自殺行為だと警告。さらに急進左派連合幹部によると、同
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