東京高裁民事部の岡口基一裁判官(52)が、ツイッターの投稿を問題視され、裁判官の懲戒を判断する「分限裁判」にかけられている問題では、識者から非公開であることを問題視する声もあがっている。 弁護士ドットコムニュースは、9月11日の審問の傍聴希望を出したが、最高裁大法廷に却下された。ほかのメディアも傍聴できなかったという。 審問後、司法記者クラブであった会見で、産経新聞の記者に審問の非公開について意見を求められた岡口裁判官は、次のように語った。 「当初は当事者に配慮して、分限裁判については明らかにしない意向だったが、東京高裁が記者に喋った。だから、今のような状況になっている。それなのに、裁判は非公開。非常に不公平だ。憲法の裁判公開原則に照らしてもおかしい」 ●「裁判所が申し立て、裁判所が判断」「実質一審制で不服申立できない」 分限裁判は、民事事件のうち「非訟事件」に分類される。非訟事件手続法3
自民党総裁選をめぐり、同党所属の岡田裕二・神戸市議が11日、安倍晋三首相の陣営からの働きかけに反発し、安倍首相から石破茂元幹事長の支持に切り替えたことを自身のフェイスブックで明かした。 朝日新聞の取材に応じた岡田氏によると、同党の兵庫県議から11日に神戸市であった石破氏の街頭活動に誘われていた岡田氏に、地元の国会議員から連絡があった。この議員には、官邸幹部から電話があり、「参加すれば将来に差し障る」と言われた、と伝えてきたという。 岡田氏はフェイスブックに「露骨な恫喝(どうかつ)、脅迫」と投稿。別の国会議員の秘書だった2012年総裁選では安倍氏の陣営スタッフを務め、今回も首相支持の意向だったが、ほかの県議や市議に同調し、石破氏支持に変えた。岡田氏は取材に「昔の自民党はこんなに締め付けなかった」と語った。(岩尾真宏)
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北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震から6日が経過した12日、道内では1590人が避難生活を送っている。震源から離れた札幌市東区では震度6弱を記録し、商業施設が建ち並ぶ市街地の道路が大きく陥没した。区体育館には87人(11日午後10時現在)が避難するが、余震が続き「帰りたいが帰れない」との声が上がる。 陥没が目立つのは、東15丁目屯田通。直下を走る市営地下鉄東豊線は運転を再開しているが、上を通る片側2車線の路面は約4キロにわたり1メートル以上沈んだところが目立ち、重機が復旧作業を進める。市東区土木センターは「地下の構造物が多く、強い揺れが地盤に影響を与えたのではないか。詳しい原因は調査中」と言う。 植原裕子さん(63)は住んでいたアパートの外壁がはがれて落下し、体育館に避難した。多くの犠牲者が出た厚真(あつま)町や、液状化被害が大きい札幌市清田区ばかりが注目されていると感じ、「ここも経
沖縄・奄美方言の発音表記法を広めている小川晋史准教授=熊本市東区で2018年5月10日午前11時26分、中里顕撮影 沖縄県や鹿児島県の奄美諸島で長く口述で伝えられてきた沖縄・奄美方言の発音表記法と書体(フォント)を、熊本県立大の小川晋史准教授(39)=言語学=が作成した。ひらがなとカタカナ、六つの補助記号を組み合わせて発音が分かるようにしたもので、小川准教授は「地域の文化や言葉に関心を持つ人たちに発音表記法を活用してもらえればうれしい」と話している。 戦前戦後を通し、沖縄の学校では方言を使った子どもに「方言札」をぶら下げる罰を与えるなど標準語励行運動が進められた時期があり、方言の使い手が減っていることで伝承が課題になっている。
旧優生保護法(1948~96年)が障害者らに強いた不妊手術をめぐり、首相や厚生労働相、衆参両議院議長らに対し、被害者の早期救済を求める意見書の採択が地方議会で急速に広がっている。毎日新聞が国会などへの取材を基に集計したところ、今年3月中旬~7月末までの約5カ月弱で全地方議会の約1割に当たる少なくとも26都道府県134区市町の計160議会が採択していた。意見書に法的拘束力はないが、政府や国会による救済制度の創設を後押ししそうだ。 最初の採択は、宮城県の60代女性が仙台地裁に起こした初の国家賠償請求訴訟の第1回口頭弁論を前にした3月16日、同県議会が全会一致で可決。その後、全国各地に広がった。今後も広がる可能性が高い。
ひったくり現場周辺の防犯カメラに映った樋田淳也容疑者とみられる男。これ以降、容疑者の足取りは途絶えている=大阪市生野区で8月14日午後11時20分ごろ 8月14日の防犯カメラ映像が最後 大阪府警富田林署から樋田淳也容疑者(30)が逃走した事件は、12日で発生から1カ月を迎えた。府警は3000人態勢で行方を追っているが、逃走から51時間後に容疑者と酷似した男が防犯カメラに映ったのを最後に足取りは途絶えたままだ。この間、知人に助けを求める置き手紙を残していたことも明らかになり、府警は樋田容疑者が誰かにかくまわれている可能性もあるとみて、交友関係を中心に捜査している。 樋田容疑者は強制性交等などの容疑で計4回逮捕され、8月12日夜、署の面会室で弁護士と接見後に逃走。加重逃走の疑いで全国に指名手配されている。
京都市で発行されたマイナンバーカード(個人番号カード)で、住所が所定の欄に書ききれないケースが相次いでいる。通りの名のあとに「上(あが)ル」「西入(にしいる)」などと続く京都独特の表記で住所が長くなりがちな上、名前が長いマンションも少なくない。住民から不満の声が出ており、表記方法を決めている総務省に京都市は改善を申し入れている。 京都市下京区の不動産業の男性(69)は4月、区役所で自身の個人番号カードを見て驚いた。名前や顔写真とともに表面に記された住所が途中で切れ、右下の追記欄に回されている。 窓口の担当者は「住所は全角で44文字しか入りません」。男性の住所は「京都府」から番地までで26字、マンション名と部屋番号で23字。「はみ出てもカードは有効」と説明されたが納得できない。「半角なら欄に収まる」と説得したが、全国的に全角で統一されていると断られた。 総務省のマイナンバー問い合…
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