タグ

ブックマーク / baatarism.hatenablog.com (14)

  • 左派・リベラルはなぜ安倍政権を倒せないのか? - Baatarismの溜息通信

    現在、国会で審議中の安保法案は、集団的自衛権行使は憲法違反だとする憲法学者の指摘や、安倍政権側の説明の混乱や問題発言などもあって、なかなか国民の支持を得られない状況です。これに伴い内閣支持率も低下し、7月の調査では不支持率が支持率を上回ってしまいました。 安倍政権の支持率が低下し、新聞主要各紙で内閣不支持率が支持率を逆転している。 報道各社の7月の内閣支持率は、NHK41%、朝日39%、毎日35%、読売43%、日経38%、産経39.3%、共同37.7%だった。不支持率はそれぞれ43%、42%、51%、49%、50%、52.6%、51.6%で、各社ともに支持率が不支持率を下回っていた。これは、安倍政権では初めてのことだ。 支持率急低下の安倍政権“維持可能性”を検証する|高橋洋一の俗論を撃つ!|ダイヤモンド・オンライン ただ、この高橋洋一氏の記事によれば、自民党支持率の低下や野党支持率の上昇は

    sander
    sander 2015/08/08
    今の野党の皆さんが指摘されるような思想的な系譜に位置づけられるほど立派なものだとは思えませんが、戦前から連綿と続く経済成長派とそれに反対する人たちに分けることが出来るという指摘
  • なぜ消費税増税延期と解散総選挙が連動したのか - Baatarismの溜息通信

    11月18日、安倍総理は消費税の10%への引き上げを来年10月から1年半延期し、17年4月からの増税とすることを表明しました。また、同時に衆院を解散することを表明し、21日に衆院は解散され、12月14日に衆院選を行うことになりました。*1 その前日の17日に発表された7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値は、事前の民間予測を大きく下回る年率換算1.6%減となっていて、消費税増税による景気後退の凄まじさを示したばかりでした。 この状況で消費税を再増税することは無謀としか言いようがなく、延期を判断したのは当たり前のことでしょう。ただし、これまでの政権ではしばしば当たり前のことが行われなかった事を考えれば、安倍政権の決定は賞賛されるべきだと思います。 17日に発表された7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値が、事前の民間予測を大きく下回る年率換算1.6%減となり、国内のみならず海外にも衝撃が走っ

  • 薄氷の上のリフレ政策 - Baatarismの溜息通信

    10月31日(ブルームバーグ):日銀行は31日の金融政策決定会合で、追加緩和に踏み切ることを5対4で決めた。長期国債の買い入れを「保有残高が年間約80兆円に相当するペース」に増やすほか、指数連動型上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(J−REIT)の買い入れも「それぞれ年間約3兆円、年間約900億円に相当するペース」に拡大する。 マネタリーベース目標額は「年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」として、従来の「年間約60兆−70兆円」から引き上げた。今会合まで長期国債は「保有残高が年間約50兆円に相当するペース」で、ETFとJ−REITはそれぞれ年間約1兆円、同約300億円に相当するペースで買い入れを行っていた。 この決定に対し、木内登英審議委員、佐藤健裕審議委員、森宜久審議委員、石田浩二審議委員が反対票を投じた。エコノミスト32人に対するブルームバーグ・ニュ

    sander
    sander 2014/11/02
  • 消費税増税直前に思うこと - Baatarismの溜息通信

    前回の記事から、ずいぶん長い間更新していませんでした。 気がつけば、消費税が8%に増税される日はもうすぐそこです。 安倍政権が増税を決定した頃に分かっていた昨年前半の経済成長率は高かったのですが、増税決定後に判明した昨年後半の経済成長率は下がってしまいました。高成長を理由に増税を決定した安倍政権の判断は、間違っていたと思います。 安倍政権の経済政策アベノミクスで、想定していなかった経済統計の「変調」が起きている。10日には昨年10〜12月期の実質経済成長率が年率0・7%に下方修正されたほか、今年1月の経常赤字額は過去最大を更新した。消費増税を控え、経済政策のかじ取りは一段と難しくなっている。 10日に発表された2013年10〜12月期の国内総生産(GDP)の2次速報値では、物価の変動をのぞいた実質成長率(年率)が前期比0・7%増に下方修正され、1%台を割り込んだ。先月発表された1次速報より

    sander
    sander 2014/03/22
    いやはや全く
  • これが真の「日銀砲」 - Baatarismの溜息通信

    4/4の日銀金融政策決定会合で、黒田総裁は事前の予想を大きく超える規模の「量的・質的金融緩和」の導入を決定し、これにより市場は一気に円安・株高となりました。 「量的・質的金融緩和」の導入について 1.日銀行は、日の政策委員会・金融政策決定会合において、以下の決定を行った。 (1)「量的・質的金融緩和」の導入 日銀行は、消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」を、2年程度の期間を念頭に置いて、できるだけ早期に実現する(注1)。このため、マネタリーベースおよび長期国債・ETFの保有額を2年間で2倍に拡大し、長期国債買入れの平均残存期間を2倍以上に延長するなど、量・質ともに次元の違う金融緩和を行う。 ○マネタリーベース・コントロールの採用(全員一致) 量的な金融緩和を推進する観点から、金融市場調節の操作目標を、無担保コールレート(オーバーナイト物)からマネタリーベースに変更し、金融

    sander
    sander 2013/04/07
    あえて付言するならば、こっからは政治の話。円安株高に誘導した結果をいかに景気回復に結びつけるか/で、しくじって政権交代になった時にまた方針転換されても困るからリフレ派は日銀法改正を望むわけで
  • 白川前総裁はなぜデフレを放置したのか - Baatarismの溜息通信

    21日、日銀の黒田執行部が発足し、白川旧執行部は終わりました。 黒田新総裁と岩田新副総裁は、これまで白川総裁が拒み続けてきた大規模な金融緩和を実施することで市場の期待に働きかけ、デフレ脱却を目指すことになるでしょう。 インフレ期待を示す指標であるブレークイーブンインフレ率は最近急上昇していて、すでに1%を超えており、このペースだと2%に達する日も近いでしょう。市場は、黒田執行部がインフレ目標を達成すると予想しているのでしょう。 BEIの推移 | 日相互証券株式会社 さて、白川体制が終わった今、何故白川総裁がここまでデフレを放置したのか、考えてみたいと思います。この問題はこれまでいろんな人が考えてきましたが、定説はまだなかったと思います。 少し前の日経新聞に、こんな記事が載っていました。 金融緩和の効果を高めるためには、市場の信認を得ることが不可欠。それでも白川総裁は「何かリップサービスを

    sander
    sander 2013/03/24
  • 岩田規久男日銀副総裁、黒田東彦日銀総裁誕生 - Baatarismの溜息通信

    タイトルの順番が違うって?まあ、それは思い入れの差ですからw [東京 15日 ロイター] 参院は15日午前の会議で、次期日銀総裁に黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁、副総裁に岩田規久男学習院大教授、中曽宏日銀理事を充てる人事案を与党などの賛成多数で可決した。衆院では14日に同意されており、3人の正副総裁候補が国会で正式に承認された。 現在の白川方明総裁と2人の副総裁が19日付で退任するため、黒田新体制は内閣の任命を経て20日に発足する。 国会承認で黒田日銀が20日発足、デフレ脱却へ大胆緩和 | 国内 | 特集 政局の行方 | Reuters すでに報道されているように、次期日銀総裁に黒田東彦氏、副総裁に岩田規久男氏、中曽宏氏を充てる人事案が衆参両院で承認され、3/20から黒田新体制が発足することになりました。 3人のうち、黒田氏と岩田氏は昔からのリフレ派で、これで史上初めてリフレ派主導

    sander
    sander 2013/03/17
    アンチ政府のアンチ権力で不勉強。だから政権取っても官僚の「お勉強」でコロッとやられてしまう
  • リフレ政策を打ち出した安倍自民党総裁 - Baatarismの溜息通信

    衆院解散が決まった直後から、自民党の安倍総裁が積極的なデフレ対策を主張してインフレターゲットや日銀法改正まで言及したため、リフレ政策が総選挙の争点として急浮上してきました。 [東京 15日 ロイター] 自民党の安倍晋三総裁は15日、政権を奪還した際の経済運営に関して、これまでの自民党政権の対応とは次元の違う政策で対応するとの決意を語った。総裁は、デフレと円高が最大の問題だと指摘。 デフレ脱却では、インフレターゲット設定に言及し、目標達成まで無制限な金融緩和を求めたほか、来年度予算は景気刺激型とし公共投資を増額する方針を明言した。 かつての自民政権と次元の違うデフレ・円高政策を=安倍総裁 | Reuters 11月20日(ブルームバーグ):衆院選(12月4日公示、16日投開票)では、日銀行法の改正が争点に浮上している。自民党が法改正の検討を政権公約へ盛り込むことを決めたほか、日維新の会と

    sander
    sander 2012/11/24
    政策のプライオリティは人それぞれなので。安倍ちゃんに改憲をあきらめさせるのと左派にリフレ政策を採用させるのとどっちが実現度が高いかなのね
  • FRBがインフレターゲット導入 - Baatarismの溜息通信

    [25日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は25日、2%のインフレ目標を導入すると発表した。長らくインフレ目標の導入を提唱していたバーナンキ議長の意向が実現した格好で、これによりFRBは歴史的な一歩を踏み出した。 今回初めて発表された「長期の目標および政策戦略」に関する声明で明らかにした。 FRBはその中で、雇用市場は総じて金融の要因による影響を受けないとし、雇用に関する一定の目標を掲げることは不適切とした。 2%のインフレ目標は、長期的にFRBの責務と最も整合するとし、長期のインフレ期待を「しっかりと抑制する」としている。 目標は、個人消費支出(PCE)価格指数の前年比伸び率を目安とする。 米FRB、2%のインフレ目標導入を発表 | Reuters すでに報道されているように、1月25日、米FRBはインフレターゲット導入を発表しました。 インフレターゲット導入を決定した米連邦公開市

  • 政府が「復興債」に復興と関係ない項目を入れる理由 - Baatarismの溜息通信

    政府は9日、2011年度第3次補正予算案に盛る円高対策の財源を、東日大震災の復興費用を調達するため発行する復興債で賄う方針を固めた。 復興債は臨時増税などで償還財源をあらかじめ明確にすることになっている。今後5年間で13兆円を見込む復興費用に円高対策も含むことで、将来に借金を残さずに対策を打つ狙いがある。 政府が7月に決定した復興の基方針には、復興策の一環として、全国の中小企業支援、国内産業の空洞化対策などの必要性が盛り込まれており、復興債の活用が可能と判断した。3次補正では円高対策として、企業の海外移転を防ぐための企業立地支援や輸出が減少した中小企業に対する資金繰り支援、雇用対策などを計上する方針だ。 政府は今後5年間の復興対策費を13兆円と見込んでいる。これに、B型肝炎訴訟の和解金(0・7兆円)と、1次補正予算で11年度当初予算から流用した基礎年金の国庫負担の穴埋め分(2・5兆円)

    sander
    sander 2011/09/19
    コメ欄のやり取りも興味深い。「軍事は政治に、政治は経済に従属する」って言葉を銀英伝で初めて知ったんだが元ネタは何でしたっけ?
  • 増税オールスター内閣の戦略は? - Baatarismの溜息通信

    菅内閣の内閣改造は、事前報道では仙谷官房長官と馬淵国交相の交代が焦点になっていましたが、実際の改造では、立ち上がれ日を離党した与謝野馨氏の経済財政相就任や藤井泰久氏の内閣官房副長官起用など、増税派の政治家が多数起用される結果となりました。産経新聞はこの布陣を「増税オールスターズ」と皮肉っています。 菅直人首相は14日夜発足させる菅第2改造内閣で、与謝野馨元財務相を経済財政担当相に、藤井裕久元財務相を官房副長官に据え、消費税増税論者による「増税オールスターズ」を作った。税制・社会保障の一体改革にかける首相の意気込みの表れだが、党内多数派の小沢一郎元民主党代表や鳩山由紀夫前首相に近い議員を引き続き冷遇したため、菅首相の政策推進力は著しく減退しそうだ。 【内閣改造】「増税オールスターズ」の布陣 反小沢路線も鮮明 人材不足が露呈 (1/2ページ) - MSN産経ニュース 特に財務省の考え方を体現

    増税オールスター内閣の戦略は? - Baatarismの溜息通信
    sander
    sander 2011/01/16
  • 与謝野馨は本当に反民主党か? - Baatarismの溜息通信

    すでに報道されている通り、平沼赳夫氏と与謝野馨氏が中心となって新党「たちあがれ日」が結成されました。 与謝野氏については、これまでもこのブログでも何度も取り上げてきましたが、財務省をバックにした政治家で、消費税増税による財政再建にこだわっている政治家だというのが、僕の認識です。 しかし、与謝野氏は小泉政権以降ずっと自民党政権の中枢に関わってきた政治家でした。当然政治家としての力量も大きなものがあります。そのような与謝野氏が、なぜ自民党離党という選択を行ったのでしょうか? そんなことを考えていたところ、id:kibashiriさんが与謝野氏について面白い指摘をしていました。 政治家としての彼の行動原理は何なのでしょうか。 私は彼を根っからの趣味人、それも札付き(失礼)の理論派ギャンブラーだと見切っています。 私は一人の男としては与謝野氏は好きなタイプです。 彼はギャンブルやゲームが大好きで

    sander
    sander 2010/04/11
    「基本不一致、財政政策のみ一致」というポジションか。/2大政党を目指しても日本じゃ無理なんかなぁという思いに駆られます。
  • 国籍法改正反対騒動 - Baatarismの溜息通信

    最近、ネットや政界の右派勢力の間で、国籍法改正に対する反対運動が盛り上がっているようです。*1 この話については、産経新聞の福島香織記者のブログが、必要性と問題点の両方を取り上げています。 ■さて、国籍法改正のこの問題。実は政府もかなり微妙で難しい判断をせまられているのだと思います。反対、賛成というふうに白黒つけるのは、私自身も相当悩ましいところです。 ■なにが悩ましいか。改正によって救われる子供は確かにいる。しかし、救われない子供も新たに出てくる、という点でしょうか。 ■国籍法がどう変わるかということですが、要するに日人男性が認知すれば、外国人女性の生んだ子供は誰でも日国籍を取得できる、ということになります。 ■今年6月4日に、フィリピン女性婚外子国籍訴訟で、外国人女性が日人男性との間に生んだ婚外子(結婚せずに男女関係をもって生まれた子供)に日国籍が与えられない現行の国籍法は、憲

    国籍法改正反対騒動 - Baatarismの溜息通信
    sander
    sander 2008/12/02
    きれいにまとめてくれた。ありがたい
  • 定額給付金と消費税減税 - Baatarismの溜息通信

    麻生政権が景気対策として打ち出している2兆円規模の定額給付金に対する批判が、与野党やマスコミ、世論で高まっているようです。 様々な報道を見ていると、主な批判としては、以下のようなものがあるようです。 いわゆる「バラマキ」政策そのものに対する批判。 高所得者にも給付金を配布することに対する批判。 窓口となる市町村の事務負担や混乱に対する批判。 景気対策として実効性があるのか疑わしいという批判 住所が存在しない、もしくは現在いる地域と異なる人(ホームレスやネットカフェ難民、住民票を移していない非正規雇用者など)には支給できないという批判 これらのうち、いわゆる「バラマキ」政策そのものに対する批判はイデオロギー的な批判なので、麻生総理も無視するしかないでしょう。 しかし、それ以外の批判には一理あるので、これらは定額給付金という手法における問題点だと思います。(景気対策としての実効性は全くないとは

    定額給付金と消費税減税 - Baatarismの溜息通信
    sander
    sander 2008/11/14
    小売業の俺の手間とそれを後で集計して申告する税理士の手間は確実に増えるなぁ。でもこれ、価格に反映できないんだよねぇ。この辺の積み重ねは馬鹿に出来ない
  • 1