辞表を提出するため、大臣室に向かう佐川宣寿国税庁長官(中央)=財務省で2018年3月9日午後7時16分、手塚耕一郎撮影 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、大阪地検特捜部は公用文書毀棄(きき)などの容疑で佐川宣寿・前財務省理財局長に対する告発を受理している。特捜部は今後、国会の情勢を踏まえながら、佐川氏への事情聴取を検討するとみられる。 関係者によると、特捜部が受理したのは、国と学園側の交渉記録を廃棄したとす…
ニュースのポイントをコンパクトにまとめた「深層NEWS ここにフォーカス」。森友学園の国有地売却問題で財務省が決裁文書を書き換えた疑惑がもし事実であればということについて。 元厚労相・自民党 田村憲久氏「近いうちに真相は出ると思う。隠しても検察に資料があればいつか出る。だから隠しきれない話。(書き換えが)あるとすれば、私は白黒近いうちにつけられると思う。与党・自民党も大変な危機感を持って対処するように財務省に色々とハッパをかけている状況」 元厚労政務官・希望の党 山井和則氏「もし今回の書き換え・改ざんが事実であれば、1年以上、安倍首相や(麻生)財務大臣、政府は国民にウソの説明をしてウソの資料を出し続けてきたということ。戦後の日本の歴史上、決裁文書を改ざんしたなんていう例はありません。決裁文書を改ざんするということを許してしまったら国会審議成り立ちません」 田村憲久氏「財務省の決裁文書が書き
財務省の森友学園をめぐる決裁文書が書き換えられたとされる問題では、財務省は2018年3月9日の説明でも実質「ゼロ回答」だった。そんな中で、売却取引に携わっていた財務省近畿財務局の男性職員が自殺したとみられることが明らかになり、野党側からは「こうやって1日1日(調査を)引き延ばすことで、こういったことが起こってはならない」などと批判が相次いだ。 この日の野党のヒアリングでも、森友学園と価格交渉はしていないと答弁し続けていた佐川宣寿・前理財局長(現・国税庁長官)の答弁が「嘘だった」という指摘が出ていた。佐川氏の国税庁長官辞任の意向が報じられたのはヒアリング直後のこと。野党議員からは「とかげのしっぽ切り」との声があがり、さらに攻勢を強める構えだ。 遺書の有無や内容には「コメント控えたい」繰り返す この日の野党によるヒアリングで、前日からの調査の進捗を問われた財務省の富山一成(とみやま・かずなり)
森山裕・自民党国会対策委員長(発言録) 佐川宣寿(のぶひさ)・国税庁長官が辞職の申し入れをされた。極めて残念なことだった。職を辞されるということは非常に重いこと。トカゲの尻尾ではなく、国税庁長官はアタマだと思う。(野党が求める佐川氏の国会招致については)一般人になられたわけで、難しくなったと申し上げた方が分かりやすいのではないか。(国会内での記者会見で)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く