「サラリーマン教師」じゃダメですか? 無駄な忙しさに疲弊する小学校教諭のつぶやき子どもたちをのびのび育てたい。そんな目標を掲げる教員が、忙しさに追われている。業務効率化とはほど遠い現場で、何が起きているのか。 子どもたちが下校した放課後、職員室に戻ると、約30人分のテストやプリントが、机に山積みになっている。 ここからが、1日の仕事の第2ラウンドだ。小学校の女性教員のAさん(40代)は、気を引き締める。 先回りして情報提供今日は算数を丁寧にみることにしよう。丸をつけ、点数を控える。翌日の授業のために教材や指導法を予習する。その後、別のクラス担任と打ち合わせ、授業で使うプリントを共有する。 あ、今日は校務分掌の会議が入っていた。定時に帰るのは無理かな......。だったら、保護者に電話を1本だけ入れておこう。さっき友達とケンカをしたB君のお母さんは、午後6時すぎなら帰宅しているはずだ。 保護
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