この記事は大学生批判ではなく、自分が担当した講義の反省として書いている。 関西大学総合情報学部で「ネットジャーナリズム実習」という科目を担当している。起業家ジャーナリズム(Entrepreneurial Journalism)をテーマに、新たなニュースサイトやアプリを考えてもらう内容で、最終回はチーム対抗のプレゼン勝負となっている。(前期と後期は同じ授業内容)前期はなかなかユニークなアイデアが出て面白かったのだが、後期が大幅につまらないものになり、審査員も頭を抱えてしまうほどだった。来年度からの実習を充実したものにするため、なぜ、つまらなくなったのか、原因を考えてみたい。 優勝チーム以外の得点が5割以下 「ネットジャーナリズム実習」の受講者は前後期ともに約30人。遅刻も少なく、授業態度は熱心なほうだと思う。ニュースについて幅広く考えてみた後、自分が作ってみたいニュースサイトやアプリを提案し