田原総一朗×若宮啓文(朝日新聞元主筆) 憲法記念日スペシャル対談 後編 改憲、安保、総括…「誤解だらけの」朝日新聞 問題提起として政権批判がなかったら危ない 田原: あえて言うなら、2014年の8月、9月の時期を経てから、ちょっと朝日の記事は生彩を欠いているんですよね。 若宮: それは私が見てもちょっとおとなしい感じがあると思うんですが、これだけバッシングされていて、しかも「安倍叩きは朝日の社是だ」なんてことを本当に言ったという話まで流布されていると、そういう誤解を与えたくない、ということになるわけですね。 田原: どっちかというと、毎日新聞のほうがとんがっているんですよ。だから、朝日ももうちょっととんがってくれなきゃ。 若宮: だから、田原さんにはそういうふうにもっと朝日の尻を叩いてほしんですよね。 田原: 最近週刊朝日の連載ではしょっちゅう叩いているんだけど(笑)。やっぱり朝日らしい権