「歴史、若い人にも責任」「憲法9条の意味、見直して」 100歳のジャーナリスト、むのたけじさん 2015年05月03日(最終更新 2015年05月03日 01時27分) 集団的自衛権 「憲法9条は世界平和への祈り」と語るむのたけじさん=さいたま市写真を見る 若者たちに向けて100歳のジャーナリストが語りかける。「あなたたちにも責任がある」と。戦後、一貫して反戦と護憲を訴えてきた元新聞記者、むのたけじさん=さいたま市。本紙の取材に応じ「日本の空気は太平洋戦争開戦前と似ている」と警鐘を鳴らした。 朝日新聞の記者として国会を担当していた1941年12月8日朝、会社からの電報で出社し、開戦を知った。「新聞社にいても本当の軍の動きは分からなかったし、米国と戦争するなんて想像だにしなかった」。その後は「負け戦を勝ち戦のように」報じ続けた。そのけじめをつけようと、終戦の年の8月、退職した。 「一億一心」
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