タイのキャンプで暮らしていたミャンマーの難民たちを、日本が受け入れてからことし3年目を迎えました。第一陣として来日した人たちが新たな暮らしを始めてから1年、第二陣も今月、半年間の研修を終えて自立への道を歩み始めました。しかし、様々な課題が浮き彫りとなり、日本での生活を希望する難民も当初の計画を大きく下回る見通しです。アジアで最初の試みとして注目された第三国定住はうまくいくのか、きょうは難民たちが置かれている現状を見ながら今後の難民受け入れのあり方を考えたいと思います。 国際社会の要請を受けて日本も第三国定住制度によるミャンマー難民の受け入れに踏み切り、パイロット・プロジェクトとして3年間で90人受け入れることになりました。 その第一陣としておととし来日したのが5つの家族の27人です。平和な日本で子どもたちに より良い教育を受けさせたいというのが日本を希望した理由です。難民たちは東京で日本