EU財団のワークショップでフランスに出張中に、いくつかの本や冊子をお送りいただいていました。 まずは、雑誌「オルタ」の08年11-12月号で、「労働開国-移民・外国人労働者・フリーター」という特集をしています。 http://www.parc-jp.org/alter/2008/alter_2008_11-12.html はじめに、五十嵐泰正、塩原良和、宣元錫の3氏による鼎談がありますが、その中でも五十嵐氏の発言がなかなか刺激的です。 > 2000年頃までには人件費を変動費的にとらえ、外部労働市場を積極的に活用するという形の経営が日本でも一般化していく。その動きと財界の外国人受入拡大論とは、おそらく密接な関係があると思われます。こうした労働開国論の展開に対して、保守系のメディアやネットなどでは文化やセキュリティといった観点から懸念や反発の声が上がっていて、リベラルと目されるメディアは割と好