「あなたは損をしている!」なんて言われたら、誰しも心穏やかではいられないでしょう。「なんとか損をしない方法はないものか」と気になるのは当然です。 銀行で「年金をはやくもらわないと損」と思うように 今回はファイナンシャルプランナーとしてお客様のライフプラン相談にたずさわる筆者の元に来られた2人の事例をご紹介します。いずれも「損をする」と金融機関に言われ、驚いて駆け込んできた方たちです。いったい彼らは何を言われたのでしょうか? Aさんは、銀行で「年金相談」に申し込みました。来年定年を迎える独身のAさん、さすがに老後の暮らしが気になっているのです。 実際、担当の方はとても丁寧に年金制度についてお話をしてくれたそうです。Aさんの生年月日を聞いて、老齢年金は65歳から支給開始であること、希望により受給を早めることもできるし、反対に遅らせることもできることを教えてくれました。また、定年後はできれば働か
![銀行に「あなたは損しています」と言われたら?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fd21bc603726129ecd8dff9caf77987f4a45c77d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2Fe%2F1200w%2Fimg_8eeb6b6cb531bc859e833707a7f0edcc156779.jpg)