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2009年2月25日のブックマーク (3件)

  • bpspecial ITマネジメント - 不況期に何が起こるのかを歴史から振り返ると

    コラムでは、人材マネジメント・労働雇用政策を研究テーマとするシンクタンク、リクルートワークス研究所所長の大久保幸夫氏に、転換期を迎え、企業において今後の施策が緊急視されている人材マネジメントに関し、さまざまな角度から語ってもらう。 不況期に何が起こるのかを歴史から振り返ると 前回のコラムでは、過去の不況に学ぶことが必要だと書きました。そこで今回は不況の歴史を辿りながら、「不況がいったい何をもたらすのか」を考えてみましょう。 まず、近世、江戸後期の不況。呉服屋などの商家は、マーケットの縮小に伴い、それまであった「のれん分け」制度を実質形骸化して、内部昇進で最後まで勤め上げる人事制度を採用しました。この制度は今の人事制度につながる大発明でしたが、内向きになり、変化対応力を失わせるという悲劇をもたらしました。 その結果多くの商家が、江戸から明治への大転換期を乗り越えられずに倒産していったのです

  • できないことを抱えすぎた人に『旅する力』 ~深夜特急はいつでも待っている:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「ええーっ」「ええ、はい」「はいはい」「あっ、そうなんですか」「へぇー、うんうん」……。 先ほどから、ラジオの番組にゲストに招かれた、ひところ大人気を誇った女優さんが近況を語っている。「番宣」でやってきたのは明らかとはいえ、仕事しながら聴いていたのもあって、耳に残ったのはパーソナリティの巧みなうなずきばかりだ。 相槌に隙がない。絶妙なタイミング。パーソナリティの「はいはい」はふだんよりもすこしだけ甲高く、大げさだ。ああ、こりゃまったく興味がないというのがわかった。 くだんの女優さんの「わたし」は、みんなが自分に興味をもっているはずだという前提で成り立っている。だから、語る人はサービスのつもりの「わたしの近況」なんだが、「わたしはねぇ」「わた

    できないことを抱えすぎた人に『旅する力』 ~深夜特急はいつでも待っている:日経ビジネスオンライン
  • 「教科書なき時代」に 古典は唯一の羅針盤だ:日経ビジネスオンライン

    100年前、資主義が変容した社会の中で、夏目漱石やマックス・ウェーバーがどのように悩み抜いたかを、著書『悩む力』(集英社新書)で描き、現代人にも通ずる知恵を紹介した。 2008年を代表するベストセラーの著者に古典をひもとく意味を聞いた。 ── 昨年5月に出版した著書『悩む力』(集英社新書)は75万部を超えるベストセラーになりました。現代のビジネスパーソンが、夏目漱石やマックス・ウェーバーのような古典や名著を読む意味についてどう考えますか。 私はよく“生もの”の知識と“干物”の知識と言います。 ビジネスの世界は、言ってみれば、“生もの”を扱う世界です。何事も鮮度が大事で、すぐに解決しなければいけない、ビジネスチャンスを逃してはいけないといったことがこの世界の常識です。 ですから、「問題を先送りするな」と言われます。これは言い換えるなら「ネガティブな問題を背負い込むな」ということです。 これ