ラーメン王の異名を持つ小林孝充さんが、2024年の「今食べたい10店」をエリアごとにピックアップしてくれました! 映えあるその店舗と、選んだ理由について伺います。まずは「東京編」から。
市場で働く人のために生まれた「長浜ラーメン」忙しい市場の人が食べるため、長浜ラーメンは提供スピードが重要。 長浜ラーメンとは福岡の博多漁港に面する長浜エリアで生まれたラーメンのこと。1952(昭和27年)に開業した屋台『元祖長浜屋』(福岡県福岡市中央区長浜2-5-25)がその発祥と言われている。創業当初は中洲などの町中に出店していたが売れず、当時大浜にあった魚市場前で営業するようになると、魚市場で働く人たちの支持を受けて盛況となった。 1955(昭和30)年に市場が長浜に移転したことにより、長浜に多くの屋台が軒を連ねるようになったが、その後条例の改正や場所の変更などによって長浜の屋台は減少の一途を辿り、最終的には2軒だけとなってしまったが、2023年6月に公募による新たな屋台が7軒オープンし、『長浜屋台街』が完全復活。地元客や観光客が再び長浜の地を訪れるようになり、活気をみせている。 20
博多の豚骨ラーメンは本当に「濃厚」なのか福岡の濃厚豚骨ラーメンの代表格『八ちゃんラーメン』。 「最近出来た店のラーメン、濃厚で美味しかったよ」「自分も食べに行ったけど、そんなに濃厚じゃなかったけどな」 ラーメンのスープを語る上で、よく「濃厚」「こってり」などという言葉が使われることがある。その対義語としては「淡麗」「あっさり」なのだろうか。いずれにせよ、ラーメンのスープはその「濃さ」で表現される傾向が強い。 濃厚なラーメンと言えば、福岡博多の豚骨ラーメンを思い浮かべる人も多いだろう。ドロドロとした豚骨臭いスープにバリカタの細麺を合わせた博多ラーメンのイメージを持つ人が少なくないが、実際の博多ラーメンのスープでポタージュのようにドロドロとしたものはほとんどない。 では博多ラーメンが濃厚ではないのかと問われれば、決してそんなことはない。豚骨の髄から抽出されたスープの味わいはまさに濃厚で、さらに
秋山具義が注目! 今いちばん新しい麺「麺」と言っても、ラーメン、うどん、そばなどさまざま。いろいろな麺の新店が続々とオープンする中、「食べログ グルメ著名人」であり、自他共に認める“麺マニア”の秋山具義さんが今気になるお店へ行き、レポートしてくれました! 今回は、不動前にできた間借りラーメン店です。 教えてくれる人|秋山具義1966年秋葉原生まれ。1990年日本大学芸術学部卒業。広告代理店I&S(現 I&S BBDO)を経て、1999年デイリーフレッシュ設立。広告キャンペーン、パッケージ、写真集、CDジャケット、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行う。主な仕事に、東洋水産「マルちゃん正麺」広告・パッケージデザイン、AKB48「ヘビーローテーション」CDジャケットデザインなど。著書に「世界はデザインでできている」がある。2016年より「食べログ」グルメ著名人としても活
職人魂に火がつき本気でラーメンと向き合ったラーメン店とは思えないお洒落な作りの『もやい』。 福岡で今注目を集めている一軒のラーメン店がある。店の名前は『もやい』(福岡県福岡市南区五十川1-15-14)。店主の牧尾誠さんは20年以上にわたり焼鳥店『ゆるり』(福岡県福岡市中央区薬院3-7-24)を営む生粋の料理人。学生時代から料理人に憧れ、国内外で経験を積んで30歳の時に独立した。 福岡は焼鳥もソウルフードとして人気だが、言うまでもなくラーメンも人気のご当地グルメ。牧尾さんもラーメンが大好きで、福岡ならではの豚骨ラーメンではなく、焼鳥店らしく醤油ラーメンを創作して自身の焼鳥店でも提供していたが、東京の醤油ラーメンを食べた時にそのレベルの高さに驚いた。 「焼鳥屋で出していた醤油ラーメンをお客様は美味しいと言って下さっていたのですが、東京で醤油ラーメンを食べた時に自分のラーメンよりもはるかに美味し
ラーメン界で言わずと知れた“ラーメン官僚”こと、かずあっきぃさんに地方のおすすめ店を教えてもらう本連載。 【写真15点】「ラーメン官僚が推す“新大阪駅”チカ、上新庄・淡路の絶品4杯」の詳細写真をチェック かずあっきぃ(通称・ラーメン官僚)●本職は官僚。大学時よりラーメンの食べ歩きを始める。「COWCOWのまるまるラーメン最前線」(BSフジ)をはじめ、あらゆるメディアでラーメン連載を担当している。年間700杯食べる秘訣は「ラーメン以外を食べないこと」。 新大阪駅から電車で15分以内! アクセス便利な激ウマラーメン近畿圏以外に住む人たちが新幹線で大阪市へと向かう際、京都、神戸経由でない限り、必ず降り立つのがJR新大阪駅だ。 道頓堀、通天閣、大阪城、USJなどといった大阪市内の主要観光スポットを巡る場合にも、新幹線を移動手段として活用する以上、新大阪駅は必ず経由する。ビジネスパーソンが、出張など
「日常に着物とラーメンを」「ゴールデンタイガー」「埼玉県:熊谷駅」 関東へラーメン旅行!! 目的の一つである「TKM」で有名なゴールデンタイガーさんに訪問。 TKMとは・・・麺に生卵を落とし、タレで絡めて食べるシンプルな麺料理のこと。釜玉うどんに似ていますがラーメンの場合麺が冷たくしめられていることが多いです。 私は温かいバージョンも大好きなのですが不思議なことに麺が冷たいのと温かいのと全く同じ内容で食べても全然違う印象になるので冷温選べるお店だと食べ比べるのも楽しいです。 ゴールデンタイガー熊谷市には初めての訪問です。 可愛らしいお店でオープン前から大行列!! 秘密基地のような店内順番に食券を購入してから並びます。 券売機8月に行くと提供メニューがTKMのみ!! そのかわり限定麺が毎日登場し、限定用のステッカーももらえるみたいです。 ふだんはつけ麺などのメニューもあります。 限定用のステ
この日はずっと行きたかったお店に。 埼玉県熊谷市にある《ゴールデンタイガー》さん。 ご存知の方も多いと思いますが、『TKM(卵かけ麺)』をラーメンジャンルのひとつとして確立したお店。 到着すると長蛇の列。やっぱりすごい人気! 店内券売機で『肉増しTKM』の食券を購入してから最後尾に並ぶ。 TKMはレモンと鰹が選べるのでレモンを。 並びから約40分ほどで入店、そこから少し待って着丼〜 【ビジュアル】 麺に卵黄、チャーシュー、それにレモンのシンプルなTKM! でもこのシンプルなビジュアルがまたたまらんのですよね〜! 【麺】 麺は角のない太ストレート麺。つるつるとして啜り心地のいい麺で、タレと卵黄が絡まりめちゃウマーーーー! 【トッピング】 厚みのある豚チャーシューは柔らかくて美味しい!肉増しにしたので4枚も付いてくるのは嬉しいです! 途中でレモンをひと搾りすると、爽やかな酸味に包まれてより麺の
筆者(ネルソン三浦、フリーライター)は7月に3回にわたり、駅で食べる立ち食いそばに関する記事を当媒体に書いた。 【画像】えっ…! これが江戸川区の「絶品立ち食いそば」です(計11枚) 具体的な記事は次のとおりだ。 ・駅で食べる「立ち食いそば」は、なぜあんなにうまいのか? エモい目線で分析する(2023年7月9日配信) ・駅で食べる「立ち食いそば」は、なぜあんなにうまいのか? 数値データから分析する(2023年7月17日配信) ・駅で食べる「立ち食いそば」は、なぜあんなにうまいのか? 経済目線で分析する(2023年7月23日配信) 連載期間中に多数のコメントをもらい、味やトッピング、店舗に対する思い入れだけでなく、 「涙するような思い出話」 もあり、駅の立ち食いそばの素晴らしさを再認識させられた。 数多くの反響をいただいたことから、二匹目のドジョウを狙って(正確には4匹目であるが)、今回は番
毎日少しずつ溜まっていく、ホコリや油汚れ。小まめに掃除しておけば……!と、年末の大掃除のたびに後悔している人も多いかもしれません。そこで、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんにその場所に適した簡単「小そうじ」術を教えてもらいました。 【写真で手順をチェック】「重曹水」を使った掃除方法…効率的にお掃除するためのポイントは、マイクロファイバークロスの枚数でした! 今回は「床の水拭き」。家の中を素足で歩くこれからの季節、気になるのは床のザラつき・ベタつき。重曹水で拭くと、アブラ汚れも落とせてさっぱりします。効率的に掃除するテクニックもご紹介しますよ。 床のベタベタは皮脂やこぼれた食べ物汚れ「フロアワイパーや掃除機でホコリはなくなっても、床のベタつきは拭き取らないとキレイになりません。足の裏の皮脂汚れや、小さい子どもがいたら食べ物の汚れなど、アブラ系の汚れには重曹の出番です!」と、本橋さん(
閉店のニュースが多い立ち食いそば屋だが、東京都心の一等地麹町に新店が3月1日にオープンした。しかも店名が「築武士(つきぶし)」。ショルダーネームは「TSUKIJI SAMURAI」。「食材は築地 出汁は京都」と謳う。さっそく訪問してみることにした。 麹町クリスタルシティ東館(筆者撮影)店は麹町駅からすぐ 午前10時過ぎに東京メトロ麹町駅に降り立つ。麹町方面改札を出て4番出口に進む。麹町クリスタルシティ東館に直結しており、その地下1階に「築武士」はある。家賃が高そうなオフィスビルである。 東京メトロ麹町駅の麹町方面改札を出て4番出口(筆者撮影) 店前には調理パンと弁当が並ぶ(筆者撮影)弁当や調理パンもすべて自家製しかもお得 店前にはテイクアウト用の「タマゴサンド」、「ツナタマゴサンド」などの「調理パン」(200円)、「大山鶏とナスの甘酢あんかけ丼」、「焼き肉&しらす2色丼」、「焼き肉&ネギ玉
「立ち食いそば屋」といえば、最近ではテレビやYouTubeでも人気のネタとなっている。ドランクドラゴンの塚地武雅さんは立ち食いそばの食べ歩きの番組でナイスな食べっぷり・店でのふれ合いを披露している。バナナマンの日村勇紀さんも散歩の番組でよく立ち食いそば屋に立ち寄っている。みんな立ち食いそば屋がお気に入りのようだ。今や「立ち食いそば屋」といえば、駅構内をはじめ繁華街や街道沿いに点在する人気のファストフード店である。 立ち食いそば屋のルーツは? ところで「立ち食いそば屋」のルーツはいったいいつ頃なのだろうか。昭和27(1952)年、東京都江東区の亀戸駅前で開業した「びっくりそば」(2013年閉店)の店主は営業してすぐに大勢のお客さんに次のように言われたそうである。「そばを立ち食うとは何事だ」 「立ち食いそば屋」は昭和中~末期には大都市を中心に市中に多数存在していたと記憶している。「びっくりそば
いわゆる「家系ラーメン」は全国に2200軒あるという 吉村家・吉村実会長「ラーメン屋は職人であることはいいんだけど、実業家にならないと」 日本が世界に誇る食文化である「ラーメン」の中でも、大きな人気を集めるのが、「家系ラーメン」だ。とんこつと鶏ガラをベースにした濃厚な特製しょうゆだれ、ガツンとくる太麺。国内外のラーメンファンを魅了している。その家系ラーメンの“源流”が、「家系総本山 ラーメン吉村家」(横浜市)だ。同店の創始者で、家系ラーメンの生みの親である吉村実会長(75)に単独インタビュー。今も理想の味を追求し続ける自身の人生観と、ラーメン界の“今と今後”について直撃した。(取材・文=吉原知也) 【写真】ボストンのラーメン店にできる大行列…不可能と言われた二郎系ラーメンで“常識”打ち破った 1974年、横浜にオープンした小さなラーメン店が伝説の始まりだ。地元の名店から全国の有名店へ。開店
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く