2年生時の学園祭ライブが描かれた一期第12話「軽音!」と比較しながら、今回の学園祭ライブについて書いていきます。 3年生である唯たちにとって、ラストとなる学園祭でのライブ。ライブの興奮が徐々に高まるのと同時に接近していく終わりの時。ライブ会場にいる皆が幸福に包まれ楽しそうしているのだが、終わりが訪れるのを知っている視聴者としてはどこか切なくみえる。 ライブ映像をしこたま見たのか、それとも女子高の学園祭にロケハンでもしたのか。ライブの臨場感が今までとは違う。 Aパート。HTTのTシャツを着て、唯たちは部室からステージへと向かう。ここで目にとまるのは、階段をおりる際の梓の主観ショット。唯と律が前に配置されていることから、これは梓のPOVをあらわしていると云える。主観ショットによって、まるで視聴者が唯たちと一緒にステージに向かっているような感覚を起こさせ、臨場感を味わえるようになっている。それと