古き良きアメリカン・ミュージックを軸に様々なジャンルを革新的なアレンジで超越し、独特のスタイルを作り上げて来た鬼才ヴァン・ダイク・パークス。プロデューサー、ソングライター、アレンジャーとして長年活躍し、名盤『スマイル』に参加したことでも知られる彼が、旧友の細野晴臣をゲストに迎えた来日公演を行う。50年近くに及ぶキャリアの転機、2012年の印象に残ったライブや来日公演について語ってくれた。 来日公演のコンセプトについて 「アルバムであれ、パフォーマンスであれ、私は"コンセプト"と言う言葉を奉ずたことはない。この言葉は、アーティストが何が起こるかを事前に予測していることを意味する。そんなライブは、まったく面白みがない能無しの為のものだ。68年にリリースされた私の1stアルバム『ソング・サイクル』をジャーナリスト達は挙って"コンセプト・アルバム"の始まりと評した。だが、私はそれに同意できない。ち
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