○ 2010.05 名越路(神奈川県逗子市) 金沢街道から報国寺に向かう橋よりも一本西のそれからずがずがと山に入る。白いシャツに黒いズボン、いつもの宮本さんみたいな恰好で、汗だくになりながら衣張山に入っていく。時折ハイキング風情と出くわすのだが、彼らに逃亡中の美容院店員と想われても仕方ない。そんな様である。鞄にはアサヒ芸能の元編集長の回顧録の他に、なぜかHDカムの6分テープが入っている。このまま遭難して遺体で発見されたならば、意味不明の遺留品である。そんなこんなで逗子市に抜け、法性寺から再び山の中へ。 山の中でスーツ姿の男に出くわすとギョッとする。ということを、本日、逗子市の斎場裏手の山中で経験した。怖かった。(on twitter) なぜこんな足場の悪い山中にスーツなのだ。私も私だが、あんたもあんただ。尋常でないニンゲンに出会う。ただただ怖ろしい。そんな想いをしたもんで、唄をくちづさむ。