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  • ヘドバンしながらエロ漫画!  MOLOKONOMI『しちゃヤダよ』

    フクイタミ先生の『ケルベロス』第1巻(秋田書店)を読みました。妖狗に憑かれた少年の、割合普通の異能力妖怪バトルものですが、この作品、エロ、それもとてつもなく業の深いエロの香りがしますぞ! それはともかく?、色々なトコの大きい長身ガールと生意気ちっこいボーイのラブコメ要素はなかなかニヤニヤさせて頂けますなぁ。あと、ちびっ子金屋さんもラブリーで平和な三角関係の行く先も楽しみです。 さて日は、MOLOKONOMI先生の初単行『しちゃヤダよ』(茜新社)の遅延へたレビューです。レビューになかなか手を付けられず、先行した姐御に「このヘタレ遅筆野郎!」と罵られました(冗談です)。 自由奔放な作劇を貫く程良いインモラルさが魅力の作劇と少女の幼い肢体の生々しさが光るキャラデザを堪能できる1冊になっています。 収録作は、兄による性的虐待を受けている姪っ子を主人公の男性が強い理性と愛情を以て救い出す短編「鉄

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  野原ひろみ『素肌的美少女』

    森川ひさし先生の『チョコレート・ファイター』(実業之日社)を読みました。同名の映画のコミカライズ版で、映画の方は未見なのですが、人情アクション漫画として楽しませて頂きました。 また、ヒロインのゼンちゃんが単に可愛いという以上に魅力的なキャラクターでして、あまり喋らないのに感情が雄弁に描出されているのが魅力的でしたなぁ。 さて日は、だいぶ遅れてしまいましたが、野原ひろみ先生の『素肌的美少女』(エンジェル出版)のへたレビューです。“私の秘密・・・見たい?編”と“全部脱がしちゃいや編”の2冊同時刊行でレビューの形式に悩んだことも大幅なレビュー遅延の一因でしたが、両者に内容的な大きな差異はありませんので、同時にレビューをさせて頂きます。 湿っぽい倦怠感とひねくれた諧謔性を漂わせる作劇と液体に濡れる女体の艶っぽさが追求された作画の双方が光る作品集となっています。 収録作は全て独立した短編で、2冊

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  続・「非実在青少年」規制問題について

    ネット界隈のあちこちで話題になっておりますし、報道もされているのでご存知の方も多いと思いますが、東京都が都議会に提出していた青少年健全育成条例の改正案が継続審議ということになりました。 この決定は、規制反対派の“勝利”というわけではなく、あくまで採決の先送りに過ぎません。 また、政治力学の問題上、改正案の条文に変更を加えつつ、廃案にはしないで改正自体はするということに落ち着くと思われます。 延ばされた期間中は、規制派の人達もロビイングや賛成組織の拡充等、活発に動かれるであろうと思いますし、規制反対派の漫画好きとしては、これからも冷静かつ粘り強く活動していく必要があると考えております。1回盛りあがっただけで後はグダグダに~→三カ月後にあっさり成立というパターンが今後を考える上で一番良くないでしょう。 今後の反対運動や現状につきましては、松浦晋也氏が大変参考になる記事を書かれているので、以前の

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  ベテランエロ漫画家の10年前と最近の絵柄

    さて、上の20コマは現在もエロ漫画業界で活躍されている作家さん20人の約10年前の作品から引用したものです(クリックで拡大)。 絵柄があまり変わっていない先生から大きく変化された先生まで敢えて幅広くチョイスしてみましたが、どのコマが誰だか分かるでしょうか? ある程度エロ漫画愛好歴の長い読者諸氏にとってはそんなに難しくないかもしれませんが、是非全問正解にチャレンジを!(正解と現在の絵柄は下の方にあります) 「最近のアニメのキャラデザと10年前のアニメのキャラデザ」を読んで「これのエロ漫画版をやったろう!」と思ったのがキッカケでした。 ところが、漫画の絵柄・キャラデザというのはアニメ以上に描き手個人の個性が出やすいもので、棚を正にひっくり返して1999〜2000年のエロ漫画作品を読めば読むほど幅がありすぎてまとめられないというお粗末な結果となりました。 傾向としましては、現在に比べて、体の輪

    sasamanga
    sasamanga 2010/01/17
    3人正解とかしょっぱい結果…しかし10年前が2000年という事実に驚く。
  • ヘドバンしながらエロ漫画!  楓牙『せつない想い』

    謹んで新年のお慶びを申し上げます。2010年もよろしくお付き合い下さいますよう、心よりお願いを申し上げます。 三が日は更新をお休みさせて頂きましたが、日から褌を締め直してレビューを頑張ろうと思います。未レビューのまま年を越してしまった作品の記事も何とか書きたいですな。あと、今年は考察記事や作家評にも一層注力したいものです。 さて今年最初の更新は、楓牙先生の『せつない想い』(ティーアイネット)のへたレビューです。前単行『男の子女の子』(同社刊)のへたレビューもよろしければご参照下さい。 清冽な空気をまとう、しっとりとしたハートフル・ラブストーリーとクール美少女・美女の艶態が楽しめる作品集です。 収録作は、男嫌いのテニス美少女とそんな彼女の幼馴染の少年との穏やかな恋模様を描く長編「つないだ手と手」第1話~最終第4話(←参照 ホントはいい娘なんです 同作第1話より)、やはり男嫌いのキャリアウ

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  2009年エロ漫画私的ベスト20作

    年最後の更新、2009年マイベスト20作発表となります。お待たせを致しました。 なお、管理人が2009年に発売された成人向け新刊単行(発売日はアマゾン準拠)の中で購入・読了した作品数は286作(内未レビュー10作)。今年発売されたエロ漫画新刊が通常版などの重複を除いて570冊前後ですので、おおよそ半分は読んでいる計算になります。 上半期ベスト10と下半期ベスト10を踏まえた上で、惜しくも選外となった作品も加えて33作品(上半期15冊・下半期18冊)を候補とし、その中から選考を致しました。 年間ベストに限って順位を付けていますが、これは管理人の主観がバリバリ入ったもので、あくまで目安とお考え下さい。 判断基準は、いつも通りに、“笑える”“インパクトがある”“泣ける”“抜ける”など、様々な要素を含んだ“エロ漫画としての面白さ”です。 各作品の詳細なレビューはそれぞれのリンク先の個別記事、ま

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  性的快楽の男女間の非対称性とエロ漫画における性表現に関する一考察

    “男と女の間には深くて暗い河がある”とは「黒の舟唄」の名文句ですが、男性にとって女性は、女性にとって男性は互いに“分からない部分”がある存在です。 男性にとって女性の“分からない部分”は、時に不信の対象となる一方で、時に畏敬の対象となります。そのことはエロ漫画においても女性のキャラクター造形において重要な要素となることがあり、最近では蜂矢マコト先生の作品において前者が女性の妖しい魅力の背景にあり、ZUKI樹先生の作品において後者が女性のしなやかな強さと密接に関係していることをレビュー中で論じました。 この互いに“分からない部分”が時に男女間の関係性の障壁となり(←参照 青木幹治『さよなら、おっぱい』p57, コアマガジン, 2009)、また、それを如何に克服するかやそれを超越するかという点は、エロ漫画を含めた多くの創作物における大きなテーマの一つになっています。 さて、エロ漫画は性行為およ

    sasamanga
    sasamanga 2009/12/11
    もうエロ漫画学者ってよぶ
  • ヘドバンしながらエロ漫画!  駄文

    美徳の言説の裏には劣等複合が埋まつてゐる! これは信じていいことなんだよ。何故つて、非の打ち所のない美徳の言説があんなにも見事に咲くなんて信じられないことぢやないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だつた。しかしいま、やつとわかるときが來た。美徳の言説の裏には劣等複合が埋まつてゐる。これは信じていいことだ。 どうして俺が毎晩ネットを巡回している際に、俺の部屋の數あるのうちの、選りに選つて暗くて重いもの、もりしげの作品なんぞが、千里眼のやうに思ひ浮んで來るのか ―― お前はそれがわからないと云つたが ―― そして俺にもやはりそれがわからないのだが ―― それもこれもやつぱり同じやうなことにちがひない。 一體どんな善き想いの論説でも、所謂眞つ盛りといふ状態に達すると、あたりの空氣のなかへ一種祕な雰圍氣を撒き散らすものだ。それは、よく廻つた獨樂が完全な靜止に澄むやうに、また、

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  浦井民『Hole sweet hole』

    久米田康治先生の『さよなら絶望先生』第19集(講談社)を読みました。現実だと迷惑この上ないですが、キタ姉の大人のだらしなさってのはなかなかエロティックですよねぇ。スレンダー巨乳な黒髪美人ですし。 僕はマガジンに関しては単行派なので、今更の話になってしまいますが、第183話で『バクマン。』の細かいネタがあったのがパロディネタの中では一番ニヤリとさせられました。 さて日は、浦井民先生の初単行『Hole sweet hole』(茜新社)のへたレビューです。お馬鹿エロギャグの様でちゃんと作品の内容ともリンクしているいいタイトルですな。オーイ、ミズシマ、イッショニ、ニッポンヘカエロウ(分かる人だけ分かって下さい)。 ぷるぷる震えるおっぱいをお持ちの少女達との恋愛エッチとハードな鬼畜凌辱が一緒に楽しめる作品集となっています。 収録作は、ドーナツ中毒でドーナツ=人間というトポロジー的理論まで至る少

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  エロ漫画におけるキャラ化する“神様”についての一考察

    管理人はエロ漫画も含め、漫画に登場するいわゆる“人外”キャラなヒロインが大好きでして、褐色肌のダークエルフさんとか、ケモ耳美少女さんとか、あとゾンビさんとかがエロ漫画に登場すると嬉しく感じます。 例に挙げた意外にも、多彩な人にあらざるキャラクター達がエロ漫画には登場しますが、いわゆる“神様”なヒロイン達もしばしば描かれます。 人知を超えた能力を持ち、他の登場人物達を時に振り回し、時に共に歩む“神様”達は、一般向けの漫画作品も含めてポピュラーな存在であり、人ではない彼女達と人間が如何に関係を築くのかという点を中心に話が紡がれていきます。 稿では、エロ漫画において“神様”というキャラクターが持つ役割についてちょっと考えてみようと思っています。 日における神道は、特に「国家神道」の成立以前は、自然の様々な事物、生物に神性を見出すアニミズムを一つの基盤とし、外国から伝来した仏教と相互に影響しあ

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  谷町めいど『はじめてだよっ!』

    浜田よしかづ先生の『つぐもも』第3巻(双葉社)を読みました。桐葉さん可愛いよ桐葉さん。“ピュアハート騒動”に管理人が参加できるのならば、モロゾフのプリンを使って桐葉さん攻略まっしぐらですな! 今巻はすそはらいの役割を果たす主人公によるバトル描写に見応えがありまして、萌え萌えとした雰囲気は意外に希薄でしたが、戦闘描写に漲る緊迫感が魅力でした。 さて日は、谷町めいど先生の初単行『はじめてだよっ!』(コアマガジン)のへたレビューです。キュートな表紙絵も好アピールですが、三浦冬先生や植芝理一先生を想起させる、雑駁と退廃と寂寥に満ちたカバー裏のイラストが素晴らしいので購入の暁には一見をお勧め。 キュートなパンツを穿いた美少女さんとの初エッチを幅広いテイストの中で魅せる作品集となっております。 収録作は全て短編で11作。1作当りのページ数は16~20P(平均18P強)と中の下クラスの分量となって

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  さよなら 雨がっぱ少女群先生

    LOではNoise先生の単行に描いた漫画が最後になります・・・by雨がっぱ少女群先生 既にご存知の方も多いと思いますが、上の記事の通り雨がっぱ少女群先生が引退を表明されました。 デビュー作「団地の子」の時から追いかけている一ファンとして当に残念に思います。当ブログを始める前に書いていた旧ブログの最初のエロ漫画関係の記事は道満清明先生の作家評でしたが、実は2番目の記事は雨がっぱ先生の初単行『小指でかきまぜて』(茜新社)のレビューでした。 当ブログでも小ネタにさせて頂いたこともありましたし、2冊目の単行『あったかく、して。』(茜新社)のへたレビューも書かせて頂きました。 その強烈な作家性に読むたび常に驚かされてきた、当に大好きな作家様の一人です。 今回の引退表明に対し、多くの方が先生が再び作品を描くことを熱望していると思うのですが、個人的には賛成できません。 どんな人であれ、どんな場

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  弐駆緒『はっぴぃすぷりんぐ』

    鈴木央先生の『金剛番長』6巻(小学館)を読みました。相変わらず、熱く燃える作品ですなぁ。あと、人造人間(ロボット)と女の子という組み合わせはベタながら実に素敵。 荒殴零(あらくれ)モードで金剛番長必殺の打舞流叛魔が4P(!)ぶち抜きで炸裂するシーンにはまさに度肝を抜かれました。次巻も物凄く楽しみです。 さて日は、弐駆緒先生の4冊目『はっぴぃすぷりんぐ』(コアマガジン)のへたレビューです。前単行『すうぃーとはにー』と同様、コアマガジンではラブラブエッチ路線を走る作家様ですな。 むっちり巨乳なエロバディをお持ちのヒロイン達と繰り広げる青春ラブコメディとがっつりハードなエロシーンが共に楽しめる作品集です。 収録作は、可愛いならば男女見境なしの美人保険医さんと童顔ショタ男子(でもち○こは怪物級)、ツンデレ気味の女生徒さんのトリオのエロエロな日々を描くシリーズ4作(←参照 シリーズ第2話「青春す

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  エロ漫画におけるキツネとタヌキ

    新刊発売の谷間ですが、時間があるなら旧作のレビューを書けばいいものを、しかもあまり芸もないのに今夜もネタ記事です。 水曜以降はちゃんと新刊レビューを頑張りますのでご容赦下さい。 さて先日にレビューを書かせて頂いたあべもりおか先生の『めがもりみるき~ぱい』(ヒット出版社)を読み返していたのですが、収録作で大好きな1作が短編「とりつき・ゴメン」なのです。 縄張りの川原で騒ぐ人間に仕返しするため、狐のつきちゃんが女の子に取り憑き、相方の狸のぽんちゃんがそれを止めようとして大失敗~なドタバタ系エロコメディなのですが、狐と狸のキャラクター像が如何にも日的ステレオタイプで良いなぁと思ったのです。 女の子の体を乗っ取って男の子達を誘惑する狐のちょっと陰湿な姦計、それと対照的に相方の暴挙を止めようとするも目の前の料理とお酒に抗えない狸のユーモラスなお間抜けぶりが共に可愛いらしかったです(←参照 『めがも

    sasamanga
    sasamanga 2009/04/14
    個人的にはキツネっ娘は糸目・タヌキっ娘はタレ目が理想
  • ヘドバンしながらエロ漫画!  道満清明『性本能と水爆戦 征服』

    当ブログは基的に、黄色い楕円マークの付いた狭義の“エロ漫画”のレビューを専門とするブログであり、そのことにある程度の自負を持っています。 また、過去作を振り返ってレビューすることもありますが、基的にその時その時の新刊を重視しており、新装版を扱うことはほぼありません。 とは言え、今回に関しては、その指針を曲げてでも紹介したい“エロ漫画”ということで、いつもとちょっと趣向が変わりますが、一つご勘弁を願います。 というわけで日は、道満清明先生の『性能と水爆戦 征服』(ワニマガジン社)のへたレビューです。なお、道満先生の新作での最新単行『最後の性能と水爆戦』(ワニマガジン社)のへたレビューもよろしければご参照下さい。 エロ漫画界の奇才・道満清明先生がその独特の作家性を確立させた中期の作品群を再録した単行です。 収録作は描き下ろしの掌編「性能と水爆戦」と既刊『性能と水爆戦』『続 性

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  過去と未来のつなぎ手・ゴージャス宝田先生

    相変わらずの遅筆で新刊レビューがなかなか進まないのですが、日もちょっと趣向を変えまして作家様特集の記事を書いてみました。 前回は神寺千寿先生でしたが、今回もロリエロ漫画家であるゴージャス宝田先生について考えた事を少々まとめてみました。 既に大人気の作家様ですが、過去作品への振り返りなどで楽しんで頂けると一ファンおよび一エロ漫画愛好家として嬉しく思います。 ゴージャス宝田先生(以下宝田先生)はこれまでに8冊の単行を発表しておられます。1冊目と2冊目の『おりこうぱんつ』『おりこうチャンネル』(共にFOX出版)は同人誌で発表されているハードなロリータ凌辱モノである「おりこう」シリーズをまとめたものであり、その後の単行はコアマガジン、松文館、オークス、ヒット出版と幅広い出版社から出ています。 勿論、宝田先生の名声を一層高いものにしたのが2007年末に出版された7冊目『キャノン先生トばしすぎ』

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  少女という花の描き手・神寺千寿先生

    さてはて、単一記事として取り上げさせて頂きたい作家様は沢山いらっしゃるので、新刊レビューが手隙になってちょっと時間が空いた時にはどうしたものかと常々悩んでおります。 これまで、霧恵マサノブ先生、小林王桂先生、まぐろ帝國先生と続いて、4回目の今回は神寺千寿先生の特集を書いてみたいと思います。 相変わらず、単行レビュー以上にアレな出来な文章ですが、少しでも神寺先生に興味を持って頂ければへたレビュアーとして感謝の極み。 神寺先生はこれまでに、ワニマガジン社のマークなしコミックス(でもエロ漫画)で1冊、および成年向けで4冊の単行を出されています。 4冊目の『きらい、でもすきっ』(松文館)と5冊目の『微熱なつまさき』(久保書店)はそれぞれ個別にレビューをしていますのでよければご参照下さい。 いわゆる“村田蓮爾時代”の快楽天で作品を発表されていたのですが、快楽天離脱・コアマガジンでの執筆の後、一度

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  エロ漫画家様の自画像も面白い!

    現在、エロ漫画新刊の発売の谷間でして、ちょいと手持無沙汰になっております。 大抵は新刊レビューに大変楽しくも忙しく追われていますので、このせっかくの時間を有効利用して大好きな作家様の特集記事(小林王桂先生とか井上よしひさ先生とかやりたいなぁ)やたまにやる旧作レビューをしようかとも思いましたが、今回は久しぶりに軽めの記事を書いてみようと思いました。 レビューじゃなくてすいませんが、ちょっとでも楽しんでも頂ければ幸いです。 さて、僕はエロ漫画大好きなので、雑誌で作家様を追いかけたり、新刊が出れば当然購入して楽しむ訳です。 エロ漫画を一つの情報として見た場合、雑誌に連載している場合でも単行に収録されたものでも、単行での加筆修正や性器修正緩和はともかく、一応同じものです。抜き的にはサイズが大きくぶっかけも気軽に出来る雑誌に優れた点が多いのも確かでしょう。 それでも、単行を買う理由は、勿論作家

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  のぞみ侑海『いとこ同士』

    一日一日と寒さが増してきますねぇ。管理人は電気毛布を膝に掛けながらポチポチとレビューを書いております。頭寒足熱! 何ぞ風邪も流行っているようなので、読者諸氏も健康には気を付けて下さいな。 さて日は、のぞみ侑海先生の『いとこ同士』(コアマガジン)のへたレビューです。この先生のお名前を単行として見るのはかなり久しぶりの様な・・・。 澄み切った上質の空気感の中で繰り広げられる若い男女の優しい睦み合いを柔らかく、そして甘く描き上げる作品集ですよ。お勧め! 収録作は、互いに幼馴染の関係にあるお金持ちのお嬢様とその家で働く家政婦の息子との恋の結実とその後の幸せな日々を描く連作「ある冬の日、彼と彼女は」「ある週末、彼と彼女は」(←参照 お幸せに♪ 「ある週末、彼と彼女は」より)、および短編8作。 1作当りのページ数は16〜24P(平均19P強)と初出が「漫画ばんがいち」だけあって、あまりボリュームは

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  2008年エロ漫画私的ベスト20作

    さて2008年も今日で最後ですが、やっとこさ2008年マイベスト20作を選んだ記事を発表できました。 なお、管理人が2008年に発売された新刊の中で購入・読了した作品数は282作(内未レビュー5作)。結構読んだ方だなぁと思います。 上半期ベスト10と下半期ベスト10を踏まえた上で、惜しくも選外となった作品も加えて選考を致しました。なお、成年マーク無しの作品は残念ながらランクから外す・1人の作家様につき選ぶのは1作までというルールを設けてやっております。 珍しく順位付けをしていますが、判断基準は“エロ漫画としての面白さ”です。僕にとっては“笑える”とか“泣ける”とか“可愛い”という要素と同じく、“抜ける”という要素もエロ漫画の楽しさにとって重要なファクターですので、ガチの抜き物件からシナリオ重視作品まで様々な作品がランクインしています。 雑多だとの誹りは甘んじて受けますが、エロ漫画ならどんな