年末なので、様々な会社の様々なアドベントカレンダーの記事を読んだ。どれも面白く、どの会社も素晴らしい制度設計があり、素晴らしい運用体制があり、素晴らしい思想のもとそれが実現しているように見えた。 ただ、それが実際のところどうかなんてわからなくて、もしかしたら理想は記事の通りかもしれないけれど、実態はもっとぐちゃぐちゃで、混沌としているかもしれない。中の人からしたら、「あんなの、絵に描いた餅だよ」と嫌味のひとつも言いたくなるかもしれない。 でも、最近のわたしは「絵に描いた餅でも、まず餅を描いてみることが大事」と思っていて、ああ、あなたがほしい餅はそれなんだね、まずはそれが分かってよかった、と割り切って捉えられるようになった。 どんな餅が欲しいのかさえわかれば、実際にそれにはどんなものが必要か、イメージすることができる。この「とりあえず描いてみる」というのがとても面倒でダルいんだけど、だからこ