日本科学未来館が 「塩ビのフラクタル日除け」を試験展示 リサイクル塩ビの人工樹林が創り出す「コンクリートジャングルの爽やか空間」 塩ビのリサイクル材で作ったフラクタル日除けが、最先端科学技術の殿堂・日本科学未来館(毛利衛館長、東京都お台場)で実験展示されました(6月24日~8月31日、野外実験展示「シェルピンスキーの森?フラクタルが街を冷やす?」)。塩ビの木の葉を組み合わせて、自然の木陰と同様の清涼感を再現しようという斬新なアイデアに、同館では「コンクリートジャングルの都会に爽やかな空間を創り出す人工樹木」として、夏場の省エネやヒートアイランドの低減、熱中症の予防効果などに期待を示しています。 ●木の葉に似た塩ビ製フラクタル 夏の日盛りを避けて木陰に入ったときに感じる爽やかな清涼感。まさに都会のオアシスというべき憩いの場所です。でもなぜ、木陰は涼しいのでしょうか。その秘密は、樹木の構造その