ある一面から見ると、グーグルはオンラインで広告収入を得ながら、モバイル端末やインターネットサービス関連事業を行っているが、そのほとんどは利益性が低い。別の見方をすれば同社は、期せずして広告から収入を得ることになったものの、本来の姿は野心に満ち、狂気さえ感じさせるようなテクノロジーの革新者だ。 もちろんグーグルは企業として後者の位置づけを選ぶだろう。先週月曜、グーグル製品部門の上級副社長、サンダー・ピチャイはバルセロナで開催されたMobile World Congressで壇上に立った。そこで彼がAndroidのプラットフォームの将来像に関する、グーグルの考えやヒントを示唆したのは驚くにはあたらない。 ピチャイはグーグルの様々なテクノロジー構想の概略から話を始めた。その内容には、リアルタイム言語翻訳や、モバイル開発、仮想現実、モバイル決済などを行うツール、Project Loonなどが含まれ
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