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歴史と国際に関するsatisのブックマーク (21)

  • 『歴史の真相』第十一回 ~信長、秀吉、家康のキリスト教政策のちがいは何か?④~

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    satis 2019/01/20
    1588年に無敵艦隊を失ったスペインの凋落に気付けず、スペインの支援と補給を失ったまま朝鮮出兵に踏み切ってしまった秀吉と、一方でオランダとの通商で大量の武器を手に入れた状態で関ヶ原を迎える家康。
  • 国や王、皇帝の系譜や格式をめぐる継承、称号、正統性…に関する色々な話。

    テーマが論者によって微妙にずれたり重なったりしていますが、「皇帝」の称号などを例にして『長い歴史や社会の中で、支配者や国の地位や格式、称号がどう定まっていったか、どのように変遷していったか』みたいな話をしたわけです。 国家や王家の正統性や系譜の議論は面白いですよね。

    国や王、皇帝の系譜や格式をめぐる継承、称号、正統性…に関する色々な話。
    satis
    satis 2015/11/10
    尊称の背後にある権威の裏付けについて。『「国家間の相互承認」によって国際社会での「正」が決められている』『皇帝の権威の由来は教皇ではない、私自身やそれを押した民衆だ、と…』
  • この道はいつか来た道 〜クリミア併合とエチオピア併合 - リアリズムと防衛を学ぶ

    2015年3月、日の元首相の鳩山由紀夫氏がクリミア半島を訪問しました。NHKはこう伝えています。 ロシア国営テレビは鳩山氏の一連の訪問を連日詳しく伝え、この会見についても、現地時間の午後(日時間11日夜)の全国ニュースで取り上げました。 このなかで、「鳩山氏が、『クリミアの住民投票が民主的な手続きで行われ、住民の意思を反映していることを確信した』と述べた」と伝えました。(ロシアTV「鳩山氏がロシアに理解」と報道 NHKニュース15.3.11) クリミアに関するニュースを思うとき、私はエチオピアを思い出します。この2つの地域と国には共通点があります。国際社会の現状を変革しようとする国が武力を背景に国境線を変更し、そしてその一撃が、世界の秩序を揺るがせた、という共通点です。 この記事では、そもそも国家がある土地を領有できる仕組み、国境をめぐる戦争を人類がどう克服しようとし、そして失敗してき

    この道はいつか来た道 〜クリミア併合とエチオピア併合 - リアリズムと防衛を学ぶ
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    satis 2015/03/16
    国家の領域を形作る6つの要素と、武力で領土を変更する事を容認することで起こる危険について。『21世紀の世界秩序が解体し、世界史のカレンダーが局地的には19世紀まで逆流しつつある』
  • クリミア:グレート・ゲームは再来するか

    中東研究者の多くは今、クリミアで起きていることを見て、こう思い描いている――「これは、第一次世界大戦前夜の再現か」。 今回浮き彫りになった、ウクライナ新政権=EU対ウクライナの親ロシア派=ロシアという対立は、自由と民主主義対独裁・権威主義という構図で描かれがちだ。だが、黒海地域を巡る権益と覇権争いという観点から見れば、19世紀のグレート・ゲームによく似ている。16世紀半ばから19世紀末まで繰り返し戦われた露土戦争に始まり、19世紀後半に、オスマン帝国やカージャール朝ペルシアに対して、当時のロシア帝国が執拗に行ってきた南下、侵略戦争を彷彿とさせるからだ。 ロシアとオスマン帝国(英仏が支援した)の間で1853年に起きたクリミア戦争は、ロシアがモルドヴァなどをオスマン帝国から「解放する」という口実で行われた。10年前のイラク戦争にせよ、二世紀以上前のナポレオンのエジプト侵攻にせよ、地元住民を圧制

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    satis 2014/03/21
    冷戦と二度の世界大戦によって築き上げられた国際秩序が役割を終えた現在『国境の変更という、欧米世界が蓋をしたはずの「第一次大戦前、西欧列強が壊したシステム再興」への封印』もまた役割を終えることになるか。
  • 公立図書館開架の『アンネの日記』や関連図書の破損が発見されたというニュースの関連で: 極東ブログ

    東京都内の公立図書館開架に置かれている『アンネの日記』や関連図書の多数でページを破られていたことが発見された奇っ怪な事件は、海外にも大きく報道された。 英語圏のニュースは特に意識しないでも見ているので、その範囲でもいろいろ見かけた。が、大半はBBC記事「Anne Frank's Diary vandalised in Japan libraries」(参照)のように抑制的に書かれていた。 特にこのBBC報道でが適切に思えたのは、欧米などでよく見られる反ユダヤ主義(anti-Semitism)が基的に現実にその社会に存在するユダヤ人を排除する意図、さらには、民族浄化の文脈で語られるものなのに、日にはそうした背景が存在しないことを指摘している点だった。 For many Japanese the book forms the basis of their knowledge about t

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    satis 2014/02/27
    アンネの日記破損事件の海外報道と日本人の自画像。反ユダヤ主義の歴史を持たない日本において、アンネの存在は「究極の戦争被害者=我々」という受容をされている。その事が本の毀損の動機への謎を生んでいる。
  • ウィリアム英王子に「インド人の遺伝子」、唾液分析で判明

    ロンドン(London)郊外リーブスデン(Leavesden)にあるワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデン(Warner Bros. Studios Leavesden)を訪問したウィリアム王子(Prince William、2013年4月26日撮影)。(c)AFP/CHRIS JACKSON 【6月14日 AFP】ウィリアム英王子(Prince William)がインド人の祖先をもっていることが、英エディンバラ学(University of Edinburgh)のチームが行った唾液サンプルの分析により判明した。英誌タイムズ(Times)が14日、伝えた。王位継承権第2位のウィリアム王子が王位を継承すれば、英連邦(Commonwealth)で最大の人口を抱えるインドにルーツを持つことが証明された初の英国王になる。 ウィリアム王子の7代前の祖先に当たる「Eliza Kewark」という

    ウィリアム英王子に「インド人の遺伝子」、唾液分析で判明
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    satis 2013/06/14
    「王子の血縁にインド系」を「多文化共生バンザイ!人種差別イクナイ!」と捉えれば美談。だが血縁を理由にフランス王位に介入し百年戦争を始めるのも英国。「大英帝国絡みでインドに秋波」的な記事にも読めそ~。
  • 幕末の金流出は何故ハイパーインフレを起こしたか? | Kousyoublog

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

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    satis 2013/05/14
    幕末の金流出とハイパーインフレの関係について。流出を受けて、金と銀の交換比率を国内基準の1:4から国際基準の1:12へ変更したことによる「銀貨」のインフレーション。賃金上昇のないインフレはアカンね。
  • 猪瀬発言:「イスラーム初」か「アジア初」か

    猪瀬都知事の発言が原因で、オリンピックの東京招致に影が差している。 「イスラム国はけんかばかり」という侮蔑的表現が取り上げられることが多いようだが、その発言を弁解するときに「雑談のつもりだった」と言った、「イスラム圏初ってそんな意味あるのかなあ」という発言のほうが、筆者は気になる。なぜなら半世紀前に東京でオリンピックが行われたときの、最大のウリが「アジア初のオリンピック」だったからだ。 そこで思い出したのが、1964年の東京オリンピックの際のゴタゴタである。 問題が起きたのは、オリンピック開催まであと2年強となった1962年8月、インドネシアで開催されていたアジア競技大会でのこと。この大会に、イスラエルと台湾の参加がインドネシアによって拒否されたのである。インドネシアは、インドのネルー首相やエジプトのナセル大統領と並んで、1955年以降アジア、アフリカ諸国を席巻していた非同盟諸国運動の中核

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    satis 2013/05/03
    オリンピック東京招致での失言問題から紐解く、東京オリンピックでの日本の外交エピソード。石原・猪瀬陣営に足りなかったもの。
  • 尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう

    Wedge ONLINE @WEDGE_ONLINE 維新の会と太陽の党の政策合意では、「尖閣諸島について中国にICJへの提訴を促す」としているが、ICJは「法律的紛争」の解決を任務とする国際裁判所で、「政治紛争」を扱う機関ではない。 http://t.co/EPKCYGxe 尖閣はなぜ日領か 歴史的・法的根拠を示そう/尾崎重義 2013-01-18 23:46:43 Wedge ONLINE @WEDGE_ONLINEが尖閣問題をICJに付託すれば、日中間の法律的紛争として認めたことになり、尖閣諸島の日領土としての地位を不安定にする恐れがある。 http://t.co/UMdpvmef 「尖閣はなぜ日領か 歴史的・法的根拠を示そう」尾崎重義(筑波大学名誉教授) 2013-01-18 23:48:01

    尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう
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    satis 2013/01/20
    尖閣諸島を巡る歴史的経緯について。この経緯を見ていると中国がねじ込んでくる隙間は無いように見えるけど…それでもねじ込むのが中国。まぁ「台湾の附属島嶼」という認識なら、人民共和国としては引けないよな。
  • フリーライター宮島理

    工事中

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    satis 2012/10/05
    中国が自由貿易に対して無頓着な理由について。海外からの原油の輸入で生きている日本は、中国がシーレーンを握った時に何が起こるのか、もうちょっとまじめに考えたほうがいいよね。
  • 尖閣に射爆撃場、それでも「中立」と言う米国 国境と国益(第15回)

    尖閣諸島には、日が日米地位協定に基づいて施設提供している米海軍用の射爆撃場(航空機による地上攻撃や艦艇の火砲、ミサイルの発射演習で着弾地として使用される演習場)が2カ所ある。久場島の「黄尾嶼射爆撃場」と大正島の「赤尾嶼射爆撃場」である。 それぞれ、この夏に日中双方の活動家が上陸した魚釣島の北東と東のやや離れた海上にある。北東にあるのが久場島で、東にあるのが大正島だ。 この2つの島は、尖閣諸島を含む沖縄の施政権が1972年5月15日に米国から日に返還される以前から米軍射爆撃場として使用されてきていた。施政権返還と同時に、日米合同委員会合意により日米安全保障条約と日米地位協定に基づく施設提供のスキームに切り替えられ、継続して米軍が使用するものとされてきた。 実は、これらの射爆撃場は、米軍が使用する際に周辺空域や海域の安全のため、15日前までに日政府に事前通告することになっている。だが、1

    尖閣に射爆撃場、それでも「中立」と言う米国 国境と国益(第15回)
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    satis 2012/10/02
    尖閣諸島の領有権問題と米軍。尖閣諸島は沖縄県に属し、沖縄返還まで軍事施設として尖閣を利用していたのが米軍。尖閣問題が発生するのは、米軍と違って日本が舐められてるってことだな。
  • 島をめぐる争い '82 - リアリズムと防衛を学ぶ

    両国が領有権を争っている島へ、一方の市民が不法に上陸しました。 これは、30年前のおはなし。 1982年、南太西洋の島々の領有権をめぐり、イギリスとアルゼンチンが戦争をしました。フォークランド紛争と呼ばれています。 始まりは民間市民の上陸でした。その背景はアルゼンチンの経済が不調で、政権が危うかったこと。そこで、歴史的な経緯から係争中だったフォークランド諸島がクローズアップされました。国民の目をそらすためです。 アルゼンチンの民衆は、政府がやらないなら自分たちが島を取り返すんだと盛り上がります。義勇軍のような気分で、島に不法上陸したり、運動が過熱していきました。 それが政府の選択肢をせばめ、やがて戦争になりました。 その島には名前が2つ 嵐の前の不景気 断たれた退路 あちら側、こちら側 正しさは手段に過ぎない 賽は投げられた 関連記事 その島には名前が2つ その島々には2つの名前があります

    島をめぐる争い '82 - リアリズムと防衛を学ぶ
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    satis 2012/08/25
    加熱する領土問題が戦争へ発展していく様子を、フォークランド紛争前史から紐解く。不景気から来る政権の不調と、問題から目を逸らさせ政権への支持を高めたい指導者の存在。うむ、そっくりだ。
  • まとめよう、あつまろう - Togetter

    コミュニケーションが生まれるツイートまとめツール

    まとめよう、あつまろう - Togetter
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    satis 2012/08/16
    竹島問題について。主に戦後の成り行きについて。
  • 遺跡ナショナリズムの正論と暴論

    政治の道具  トルコには世界的に貴重な遺跡がたくさんあるが(イズミールにある古代ギリシャの遺跡) Osman Orsal-Reuters 1878年、ドイツの建築家カール・フーマンは、当時のオスマン帝国のスルタン(君主)から正式な許可を得て、トルコ西部ベルガマの丘陵地帯で遺跡発掘作業を始めた。紀元前3〜2世紀頃に栄えた古代都市ペルガモンがあった場所だ。 フーマンが発掘した遺物の1つが「ゼウスの大祭壇」。ギリシャ神話の神々と巨人たちの戦いをテーマにした浮き彫りが特徴の巨大な祭壇だ。大祭壇はスルタンの許可を得てドイツに運び出され、この遺物を収納するためにベルリンに建設されたペルガモン博物館に今日まで所蔵されている。 そしてフーマン以降およそ130年間、ドイツの考古学者たちはペルガモン遺跡の丁寧な発掘作業を続けてきた。 何世代も続いてきたこの学術研究活動が今、危機に直面している。トルコ政府は、国

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    satis 2012/07/12
    「どこから来て、どこへ行くのか」の「どこから」に答えようとする歴史研究は多くの人の興味を刺激する反面、ナショナリズム的介入を招きやすい。莫高窟を爆破するタリバンの二の舞となるのが関の山。
  • ギリシャ人20人と話しました 続き

    http://anond.hatelabo.jp/20120619092231 もちろん私も全面的にギリシャ人は悪くないと思っているわけではありません。思うところをギリシャ人にぶつけてみましたが、論理立ててきちんと話せる人はそんなにいないんですよ。 日人でも、消費税上げると言えば「それはやだなあ」という人が多いはずで、じゃあ、どうすると聞いたところで、論理立ててどうこう言える人はほとんどいないですよね。それと同じで、ギリシャ人の政府が悪い、外国資が悪い、IMFが悪いというのも、直観的な話であって、「私たちが悪いのではないのだから、外部に悪い原因があるに違いない」という感覚的な見方が大半です。 いや、統計的にはこうなっていて、こういう構造的な問題があってというレベルで話せた人は、例の経済学者と日に住んでいた人だけです。 日語を勉強しているという大学生は、彼は母親がドイツ人で、ギリシャ

    ギリシャ人20人と話しました 続き
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    satis 2012/06/20
    『ありもしない古代ギリシャとの連続性を持ち出してナショナリズムを煽った』『西欧文明揺籃の地として取り込まなければならない西欧側のコンテキストに沿ってある種のプレミアが無条件に与えられてきたのでは』ふむ
  • ゾルゲのインテリジェンス力

    読売新聞のスクープで明らかになった中国大使館元一等書記官、李春光(リー・チュンコアン)のスパイ疑惑は、肝心の防衛情報へのアクセスが明らかにならないまま、オウム真理教手配犯逮捕とAKB総選挙に押し流され、あっという間に忘れ去られてしまった。読売は警視庁公安部が李を書類送検した日の紙面で「公安部は李書記官が在任中に接触した関係者から事情聴取を進めており、工作活動の全容解明を目指す」と書いたが、おそらく捜査は朝日新聞が同じ日に書いたように「ほぼ終結」したと見るのが正しい。スパイ事件は「ブツ」のやり取りを現場で抑える現行犯逮捕が原則だからだ。 明らかになっている範囲では、李元書記官は農水省に出入りして、コメの対中輸出事業に関わる農水高官と接触していたようだ。その過程でコメの需給・価格予測という「機密」に接触していた可能性がある――と読売新聞は報じたが、「人民解放軍出身」というおどろおどろしい経歴と

  • チンギスハン崇拝は日本が作った? 21世紀のグローバル社会から見たモンゴル帝国 | JBpress (ジェイビープレス)

    こんな議論が2012年5月20日に戦わされた。「21世紀のグローバリズムから見たチンギス・ハーンとモンゴル帝国」 と題された会議では、日の研究者をはじめ、モンゴル国、中国内モンゴル、ロシアのブリヤートから研究者たちが貴重な情報を持ち寄り議論が交わされた。 今回は、この非常に刺激的な会議でなされた議論を中心に、ロシアやモンゴル、中国、日などでの現在のチンギスハン評価に関してご紹介したい。 チンギスハンの子孫として誇りを持てるようになったモンゴル人 チンギスハンは古くて新しいトピックである。 13世紀には世界を席巻、東部ヨーロッパ各地から日までを震撼させた帝国を築き上げた人物として、その後は、世界各地に継承国を作った人物として・・・。 チンギスハン統原理と呼ばれる、王になるものはチンギスハンの血を引いたものでなくてはならないという原理を元に、多くの王がチンギスハンの子孫を名乗った。 子孫

    チンギスハン崇拝は日本が作った? 21世紀のグローバル社会から見たモンゴル帝国 | JBpress (ジェイビープレス)
    satis
    satis 2012/06/07
    「歴史」の歴史モンゴル編。西欧キリスト教社会からは異教の侵略者として歴史に刻まれたチンギスハンの再評価は日本がきっかけだったようだ。偉大な人物はすべて英霊で神。政治的な背景もあったかもね。李瞬臣的な。
  • 大恐慌時の金本位制と現在のユーロとの違い - himaginary’s diary

    についてアイケングリーンがProject Syndicateに書いている(Economist's View経由)。以下は彼の挙げる当時と現在の相違点で、これらの違いによりユーロは金位制と同じ運命を辿らずに存続できるかもしれない、と彼は言う。 単一の中央銀行 考え方の異なる中央銀行が足並みを揃えて金融政策を実施するのは言うは易し、行うは難し。一方、ECBはその気になればユーロ圏全体をリフレートできる。問題はその意思があるかどうかだが…。 失業保険の充実 最近の社会保障制度の削減にも関わらず、現在の失業給付は当時よりも多い。そのため、ユーロを放棄せよというポピュリスト的な圧力も当時より弱い。 政治環境の良好化 当時はドイツの再軍備に対するフランスの不信があり、中欧金融危機の対処への協力をフランスは拒否した。オランド大統領就任後に独仏関係が緊張するとしても、当時の緊張関係はその比ではない。 ま

    大恐慌時の金本位制と現在のユーロとの違い - himaginary’s diary
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    satis 2012/05/13
    現物の金よりユーロが優れている点は自由に供給量を増やすことができること。問題はその金融緩和カードを切る意志があるかどうか。大恐慌の失敗は世界大戦の引き金だったが人類は進歩している…と思いたい。
  • 台湾の総統選挙がもたらすインパクト 台湾は支店か新社か~中国株式会社の研究(145) | JBpress (ジェイビープレス)

    思い立ってから数日で旅行準備はあっけなく完了した。役人時代には想像もつかないスピードと簡便さだ。 27年間の外務公務員時代に台北へ出張したのは1996年の1回だけ。台湾が今も日政府関係者にとって「近くて遠い」存在であることを痛感する。 今週末の選挙結果次第では中台関係が再び不安定化することにもなりかねない。しかも、前回筆者が台湾について書いた(「民主化の道は絶対に選べない中国台湾中国の大きな違い」)のは、2年近くも前の話である。 というわけで、今回と次回は台湾、特にその政治指導者の選挙をテーマとして取り上げることにしたい。(文中敬称略) 店か支店か 台湾関連で最も興味深いのは大陸と台湾の対立、いわゆる「両岸関係」だろう。この複雑な国際(国内)情勢を詳しく論じ始めれば優に数冊が書ける。 中台関係は「一国二制度」「特殊な国と国」「一辺一国」「三不排」など様々な概念の歴史でもある。微妙

    台湾の総統選挙がもたらすインパクト 台湾は支店か新社か~中国株式会社の研究(145) | JBpress (ジェイビープレス)
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    satis 2012/01/13
    台湾総統選挙を前に中華民国と人民共和国成立の歴史を株式会社の例えで簡単におさらい。世論調査では「現状維持」が高いようだが、将来的には「統一」より「独立」が望まれている。台湾にとって「統一」とは「吸収」
  • 「中立国の戦い スイス、スウェーデン、スペインの苦難の道標」 - リアリズムと防衛を学ぶ

    中立国の戦い―スイス、スウェーデン、スペインの苦難の道標 (光人社NF文庫)posted with amazlet at 09.09.29飯山 幸伸 光人社 売り上げランキング: 38634 Amazon.co.jp で詳細を見る 「中立国の戦い」は3つの中立国の歴史に焦点をあてたです。3国とは、スペイン、スウェーデン、そして永世中立国として有名なスイスです。他にも中立国は多いのに、なぜこの3国なのでしょう? それはこれらの国が、あの第二次世界大戦のさなかすら中立政策を貫き、成功した国だからです。 そこにはいったいどんな秘密が、そして苦労があったのでしょうか。 中立政策の義務スイス国旗。色を反転させると赤十字の旗になる。 中立といっても色々ありますが、書で問題にしているのは戦時中立です。戦時中立とは戦争をしている両陣営のどちらにも味方せず、公平に接することです。中立国は以下の義務を果た

    「中立国の戦い スイス、スウェーデン、スペインの苦難の道標」 - リアリズムと防衛を学ぶ
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    satis 2012/01/04
    平和主義者がついうっかり理想として口に出してしまいがちな、中立国の歴史的現実。『(中立政策とは)氷のように冷血で、利己的、かつ生存のための可能性の政策』むしろ軍オタがハードモードとして選ぶべき。