東芝が新型の高性能リチウムイオン二次電池「SCiB」(Super Charge ion Battery)を開発した。プレスリリースには 「高い安全性、長寿命、急速充電性能、高出力、低温性能」といった5つの特徴が挙げられている。 負極材にチタン酸リチウムを採用し、引火点の高い電解液や耐熱性の高いセパレータと組み合わせ、内部短絡が起こっても熱暴走を起こしにくい。試験でバッテリを物理的につぶして短絡させても、セルの温度は100度未満で収まり、発煙も発火も生じていない。 急速充電を3000回繰り返しても容量低下は10%未満、約5000回を超える繰り返し充放電が可能。5分間で電池容量の90%以上の充電が可能。さらに電気二重層キャパシタ並みの高い入出力性能(パワー密度)、マイナス30度の低温環境でも十分な性能を維持と、良いことづくめである。 2008年3月から量産を開始するが、非常用電源、風力発電の平