テレビゲームに関しては、「どれだけ売れたか」というデータよりも、「どれだけ遊ばれたか」というデータの方が、より価値があります。なぜなら、それこそが「面白さ」を示す指針だからです。 小売店が、「前作が売れたから、続編が売れるはず」と思って仕入れると、思ったほど売れずに在庫を抱えることがあります。これは「どれだけ売れたか」というデータは存在するけれど、「どれだけ遊ばれたか」のデータがほとんど存在しないことによる、ちょっとした弊害だと考えればいいでしょう。(中古ソフトとして出回った数を見ると、「どれだけ遊ばれたか」は、あるていど推測はできますが) ・みんながみんな、100時間どっぷりと楽しんだソフト ・買ってはみたけれど、みんなが10時間くらいで飽きたソフト 同じ本数が売れたとしても、前者と後者では、続編の売れ行きは大きく変わります。ユーザーにしてみると、「これは面白かったから、そり