9月25日付けで富士通の社長を兼任することになった間塚道義会長が同日夜に会見した。野副州旦前社長から事前の相談などはなく、辞任の申し出は「きょう突然」だったことを明らかにした。間塚氏は「緊急事態の影響を最小限にとどめることに全力を挙げる」として、兼任は「当面」との認識。今後、後任社長を決める方針だ(富士通社長交代 間塚会長が社長を兼任)。 間塚氏によると、この日午前の定例取締役会前、野副氏から辞任の申し出があった。病気治療に専念したいという説明だったという。その後開かれた取締役会で当面の後任として間塚氏を推す声があり、就任を決議。正午に社長交代を公表した。 間塚氏はシルバーウィーク前、野副氏と中堅企業市場向けの方針などについて話し合ったが、「その時は病気で辞任しなければならない状況とは思っていなかった」という。だがこの日会った際は「かなり疲れておられる感じはあった」という。 野副氏の病気な
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