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それにしても、なんだかなあって話。 昨日(4月28日)、山中伸弥教授が、自身の古い論文に持ち上がった「疑惑」について会見を行った。 この会見で、山中さんは「心より反省し、おわび申し上げます」と語っている。 うーん…… これに先立って、STAP問題の調査委員長だった石井俊輔上席研究員も、平成20年(2008年)に発表された論文に、画像の加工があると指摘されて、結局、調査委員長を辞任した。 正直な感想をいわせてもらえば、両人ともこれは謝りすぎだと思う。 サイエンスの観点からすると、STAP論文は結局、論文の体を為していない、新規性のない無価値なものだったことは、専門家からすると火を見るよりも明らか。 笹井芳樹さんのいう、「合理的で、検証に値する仮説に戻った」てな言葉はようするに論文は全然ダメでした-というのを、オブラートにくるんでいっているだけなんだよね。 そういうものと、この
4月11 STAP細胞の「不正」とは何だったのか STAP細胞の騒動が世間を揺るがせています。特に4月9日、小保方晴子氏が久方ぶりに姿を表し、記者会見を行ったことで、騒ぎは最高潮に達した感があります。 本ブログではこの件に関し、今まで何も触れてきませんでした。専門外でもありますし、あまりよい話題でもないですし、筆者は他人の不正をあれこれ論評できるような偉い人間でもありません。 ただ、9日の会見を見て、「小保方氏の発言に納得した」「彼女の言うことを信じた」という人が多数派であったのには驚きました。ネットでのアンケートでもそうですし(※)、テレビ番組での調べでも、6〜7割の人が小保方氏を支持するとの結果が出ていました。これはずいぶんとずれが生じているかなと感じたので、思い切ってこの件について書いてみます。 (※)4月12日現在では投票結果が逆転し、「納得できなかった」が多数派となっているようで
一連の小保方騒動に関して、小保方氏本人や共著者、所属する理化学研究所などについて、様々な論評がなされている。その中には、過去、理研や「スパコン」について政府が行った「事業仕分け」を引用している記事も少なくない。 私は当時、行政刷新会議事務局で事業仕分けの運営や仕分け作業のコーディネーターを務めていたのだが、引用されている記事やtwitterの中には、誤解や曲解されているものも目立つので、あの議論は一体何だったのか、この機会を捉えて整理したい。 なお、ここで記載する内容は、誰かの肩を持つことや逆に貶めることを意図しているものではなく、当時現場にいた一人として、また事業仕分けという手法を発明した構想日本に所属する身として、事実を伝えることを目的としたものである。 平成21年11月の事業仕分けの対象事業として取り上げられ、蓮舫議員の「2位じゃダメなんですか」で国民誰もが知るところとなった「次世代
■日本史検定講座第四期生募集中 ■ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!第二巻「和」と「結い」の心と対等意識 2014/04/12発売 ISBN: 978-4-434-18995-1 Cコード:C0021 本体価格:1350円+税 判型:四六 著者:小名木善行 出版社:彩雲出版 注文書はコチラをクリックしてください。 ■書泉ブックタワーで出版記念会が開催されます。 ↑ ↑ 応援クリックありがとうございます。 小保方晴子さんの記者会見が昨日行われ、そのことについて今日のワイドショー番組は話題がもちきりのようです。 けれども、肝心なことはまったく報道しようとしていないと思われるので、これについてひとこと書いておこうと思います。 そのいちばん肝心なことというのは、「STAP細胞が完成すれば、それは巨大な利権になる」という問題です。 STAP細胞というのは、いわば万能細胞です。 何にでも生まれ変わる
研究費を壁紙に流用したのではないかと勘ぐられる方もいらっしゃるようなので知っている事だけ解説します。 僕は部外者なので、もっと詳しい人が書いた方がいいと思うのですがとりあえず。 理研(和光)では新しく研究室を作るとき、配線、配管から購入する机まですべてボスが設計します。 実験にあわせて研究室を1からデザインできるので実験系の人に大変好評のようです。 おそらく壁の色もそのときに決めています。 (小保方さんは神戸の方なので断言はできませんがおそらく同じではないかと思います) ちなみに理研にはこれ以外にも、「科学者の楽園」にでてきたものが形を変えながらも残っているようでちょっと感動します。 地下1階にあるでかい資材室。カードで自由に研究資材を購入できる研究費が足りなくなると肩代わりしてくれる(ただし怒られるようです)自由に設計できる研究室話がそれましたが、上記理由のせいで研究室の姿はかなり個性豊
まとめ 小保方晴子さんに対する「30代理系女子:リケジョ」という一文について物申す反応まとめ 2014/1/30のZIPにて流れたこの一言。やはり気になった方も多かったようです 19375 pv 180 7 users 78 まとめ 「リケジョ」は差別用語か?いえいえ。 リケジョという言葉はもともと差別用語ではなく、むしろ理系を選択する女性を応援するために生まれた言葉だったようです。 Kotobankは、「女子中高生の理系進路選択支援事業」や講談社による「理系女子のための進路相談サイト」を紹介しています。 講談社Rikejo Twitter公式アカウント@rikejo_kodanshaによれば「リケジョは 講談社の登録商標です」とのこと。 講談社Rikejoマガジン公式サイトによると、2009年10月号には、学生時代に小保方さんを取材した記事も掲載されているそうです。 -- ※作成時のまと
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 はごろもフーズが10月11日、缶詰の「シーチキン マイルド」からヒスタミンが社内基準を超えて検出されたとして、計672万個の回収を始めたとプレスリリースを出した。これを基に「はごろも、シーチキン672万個回収 アレルギー物質で」「アレルギー物質 基準超え シーチキン672万個回収」などの報道が出たが、これらの見出しは間違っている。ヒスタミンは、アレルギーのような症状を引き起こすが、タンパク質ではなく化学物質であり、アレルギー物質(アレルゲン)ではない。 アレルギーという誤解は、「私には関係ない」と思う人を産み出してしまう。それ
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