北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、日本時間の午後0時半から「特別重大報道」として臨時ニュースを伝え、6日午前、北東部で初めての水爆の実験を行ったと発表しました。
遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣は、2020年東京大会の招致活動でプレゼンターを務めた滝川クリステル氏と会談し、滝川氏は大会に向けて国民の一体感を高めるため新たなキャッチフレーズでPRすることを提案しました。 この中で、滝川氏は、「『おもてなし』を当たり前に目にするようになってきたが、『私がプレゼンテーションをした時の一体感をもう一度』と考えたときに、新たなキャッチフレーズを作ることも1つではないか」と述べ、東京大会に向けて、新たなキャッチフレーズでPRすることを提案しました。これに対し遠藤大臣は、オリンピック関連施設に地方の特産品を使用することや、昭和39年の東京オリンピックの時の「東京五輪音頭」などを例に出し、国民の一体感を高めるための具体策を検討していく考えを示しました。
日本の広い範囲が火山灰で覆われ、火砕流が100キロ余り先まで達するような巨大噴火が、今後100年間に起きる確率はおよそ1%だとする研究結果を神戸大学大学院の研究グループがまとめました。 グループでは「地下のマグマの動きを捉える観測方法の開発や人材の育成などに長期的に取り組む必要がある」と指摘しています。 大量の火山灰が日本の広い範囲に及び、火砕流が周囲100キロ余りに達するような巨大噴火は、噴火後に直径が数十キロに及ぶ「カルデラ」と呼ばれる陥没した地形を作ることが知られ、日本では地形や地質の調査から過去12万年の間に九州や北海道などで少なくとも10回起きていたことが分かっています。 神戸大学大学院の巽好幸教授らの研究グループは、国内の地下の岩石の性質や過去の噴火の時期などを基に、火口の直径が数十キロにも及ぶ巨大噴火が日本で起きる確率を推計し、22日、その結果を公表しました。 それによります
神奈川県議会の41歳の元議員が、所持などが禁止されている指定薬物を含んだ脱法ドラッグを、借りていた部屋で持っていたとして逮捕されました。 警察によりますと、容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、先週まで神奈川県議会の議員だった横浜市鶴見区の横山幸一容疑者(41)です。 警察の調べによりますと、横山元議員は先月26日、横浜市内に自分で借りているウイークリーマンションの部屋で、所持などが禁止されている指定薬物を含んだ脱法ドラッグを持っていたとして薬事法違反の疑いが持たれています。 警察が知り合いの女性からの通報などを受けて、この部屋を調べたところ、脱法ドラッグが入った袋が複数見つかり、鑑定した結果、指定薬物の成分が検出されたということです。 調べに対し「脱法ドラッグを持っていたことは認めるが、指定薬物が検出されたと聞いて驚いている」などと供述し、容疑を否認しているということです。
iPS細胞を使った世界初の臨床研究を進めている理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーはSTAP細胞の問題で、小保方晴子研究ユニットリーダーに、指摘されている数多くの疑義について説明させないまま検証実験に参加させるなどした理化学研究所の対応は問題だとして、今後、新たな患者への臨床研究を中止する可能性を示しました。 小保方リーダーと同じ神戸市の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターに所属する高橋政代プロジェクトリーダーなどのグループはiPS細胞を使って、目の網膜の一部を再生し、病気で失われた患者の視力を回復させる世界で初めての臨床研究を進めています。 高橋リーダーはSTAP細胞の問題で、小保方リーダーに指摘されている数多くの疑義について説明させないまま、検証実験に参加させるなどの対応を取っている理化学研究所について、「理研の倫理観に、もう耐えられない」などと、ツイッターを通じて批判しま
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが使っていた研究所内の冷凍庫から「ES」と書かれたラベルを貼った容器が見つかり、中の細胞を分析したところ、共同研究者の若山教授の研究室で保存されていたSTAP細胞を培養したものだとする細胞と遺伝子の特徴が一致したとする分析結果がまとまっていたことが分かりました。 理化学研究所の関係者によりますと、分析結果をまとめたのは、小保方リーダーが所属する神戸市の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの研究者らのグループです。 それによりますと、センター内にある小保方リーダーらが使っていた冷凍庫の中から「ES」と書かれたラベルを貼った容器が見つかり、中にあった細胞の遺伝子を詳しく分析しました。 その結果、この細胞には15番目の染色体に緑色の光を出す遺伝子が入っている特徴のあることが分かったということです。 共同研究者の若山照彦山梨大学教授は16日記者会
パソコンの遠隔操作事件で、これまで無罪を主張してきた元会社員、片山祐輔被告が一転して「私が真犯人で、一連の事件はすべて自分の犯行だ」と認めました。 片山被告は保釈を取り消され20日午後、東京拘置所に勾留されました。 パソコンの遠隔操作事件では、インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)が威力業務妨害などの罪に問われていて、ことし3月に保釈され裁判では一貫して無罪を主張してきました。 しかし、弁護団によりますと、19日夜になって片山被告が一転して一連の事件はすべて自分の犯行だと認めたということです。 また、今月16日に報道機関などに送られた自分が真犯人と主張するメールも片山被告が送ったことを認めたということです。 片山被告は19日午前10時20分すぎに弁護団と電話で話したあと連絡がとれなくなっていましたが、午後9時半に弁護士に「自分が犯人です」と電話で伝えてきたということです。 そ
パソコンを遠隔操作して殺害の予告などを書き込んだとして元会社員が起訴された事件で、先週、報道各社などに届いた自分が真犯人と主張するメールについて、捜査当局が元会社員自身が送信したという見方を強め、調べを進めていることが分かりました。 東京地方検察庁は元会社員の保釈取り消しの請求を検討するものとみられます。 パソコンの遠隔操作事件では、インターネットの掲示板などに殺害や爆破の予告を書き込んだとして、インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)が威力業務妨害などの罪に問われ、ことし3月に保釈されています。 この事件について、先週、報道各社などに自分が真犯人だと主張する人物からメールが届き、「自分が、片山被告のパソコンをウイルスに感染させたうえで、他人のパソコンを遠隔操作したのが事件の真相だ」として詳しい経緯を記していました。 このメールについて保釈後の片山被告の行動や送信に使われた疑い
京都大学のiPS細胞研究所は、山中伸弥教授が14年前に発表した論文に不自然な画像があるとインターネット上で指摘されていたことについて、論文の内容が正しいことに疑いの余地はないとする調査結果を発表しました。 会見に同席した山中教授は、みずからの実験ノートは示したものの共同研究者のノートが残っていなかったとして、「心より反省し、おわび申し上げます」と謝罪しました。 28日に会見した京都大学iPS細胞研究所によりますと、山中教授が14年前の平成12年に発表した万能細胞の1つ、ES細胞に関する論文で、画像の一部が切り貼りされたのではないかなどの指摘をインターネットで受けていたということです。 研究所は、山中教授の申し出を受け調査したところ、指摘された画像については切り貼りは確認されず、実験が行われていたことも山中教授の過去のノートで確認できたなどとして、論文内容は正しいことに疑いの余地はないとして
低気圧の影響で、8日は関東甲信の広い範囲で雪が降り、東京の都心など平野部でも、去年1月に匹敵するような大雪となるおそれがあります。8日の夜は風も強まる見込みで、気象庁は、雪や風による交通への影響などに十分注意するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、これから8日にかけて低気圧が発達しながら本州の南岸を北東へ進み、8日の夜には関東の南の海上に達する見込みです。 このため関東甲信では8日の未明から広い範囲で雪が降り、8日の夜にかけて平野部でも積もる見込みです。 8日の昼までに降る雪の量は、いずれも多いところで、▽甲信で20センチ、▽関東北部と南部の山沿いで15センチ、▽関東平野部で10センチ、▽東京23区で5センチなどと予想され、夜にかけてさらに増える見込みです。8日は東京の都心でもまとまった積雪となるおそれがあります。 8日は低気圧が近づくため、昼ごろから夜にかけて沿岸部を中心に非常に
東京都の猪瀬知事は19日、緊急の記者会見を開くことになり、この中で、大手医療法人「徳洲会」グループ側から5000万円を受け取っていた問題を受けて辞職する考えを明らかにするものとみられます。
小泉元総理大臣は、日本記者クラブで記者会見し、今後のエネルギー政策について、「即時『原発ゼロ』にすべきだ」と述べ、安倍総理大臣は原発の運転再開はせずに直ちに「原発ゼロ」を決断すべきだという考えを示しました。 この中で、小泉元総理大臣は「私の『原発ゼロ』発言について、『代案を示さないのは無責任で楽観的だ』という批判があるが、政治で一番大事なことは方針を示すことだ。『原発ゼロ』の方針を政治が打ち出せば、知恵のある人が必ずいい案をつくってくれる」と述べました。 そのうえで、小泉氏は「原発ゼロ」を実現する時期について、「私は『即時ゼロ』がいいと思う。『安全なものから再稼働させる』と言うが、そんなに多くの原発の運転再開はできないので、代替エネルギーで賄うべきだ。再稼働すると言っても核のゴミの最終処分場が見つからない」と述べ、安倍総理大臣は、原発の運転再開はせずに、直ちに「原発ゼロ」を決断すべきだとい
東京都は、水を送る圧力を利用した小型の水力発電の設備を新たに江戸川区に整備し、発電した電力を事業者に販売する取り組みを始めました。 小型の発電設備が完成したのは、東京・江戸川区にある葛西給水所です。 給水所は、水道水を各家庭に送る前に一時的にためている施設で、浄水場から圧力をかけて水道水が届けられています。 今回完成した発電設備は、この水圧を利用して水車を回して発電します。 発電できる電力量は、420世帯が1年間に使うおよそ140万キロワットで、新たに電力事業に参入した東京に本社がある事業者に販売を始めました。 東京都は、再生可能エネルギーによって発電した電力を電気事業者が買い取る制度を使って、年間4600万円の売り上げを見込んでいて、都は整備にかかった費用を6年間で回収したいとしています。 東京都の施設で発電した電力をすべて販売するのは今回が初めてです。 東京都水道局は「今後も電力の販売
ことしのノーベル文学賞に、期待されていた、世界的なベストセラー作家の村上春樹さんは選ばれず、ファンからは落胆する声が相次ぎました。 東京・杉並区にあるカフェ、「6次元」では、3年前から、ノーベル文学賞の発表の日に合わせて、「ハルキスト」と呼ばれる村上さんの熱心なファンが集まるイベントを開いています。 ことしも、店にはおよそ15人ほどが集まり、午後7時すぎから村上さんの小説を読んだり、小説に出てくる料理を食べたりしながら発表を心待ちにしていました。 しかし、午後8時にノーベル賞の公式ホームページで別の作家の受賞の決定が伝えられると、ファンたちはがっかりした様子で、中には黙り込む人もいました。 そして、「祝杯」となるはずだったシャンパンを開けて乾杯し、来年以降の受賞を期待して気持ちを新たにしていました。 川崎市から来た男子大学生は「とても期待していたのに残念です。来年以降も受賞するチャンスはあ
東京電力福島第一原子力発電所で汚染水の問題が深刻化していることを受けて、アメリカスリーマイル島原発の廃炉作業を指揮した専門家が現場を視察し、「福島第一原発の場合、地下水が関係しているためスリーマイルよりも状況は複雑で難しい」と述べました。 視察を行ったのは、スリーマイル島原発の事故のあと、およそ4年間にわたって現場で廃炉作業を指揮した、アメリカ原子力規制委員会の元職員、レイク・バレット氏です。 バレット氏は、福島第一原発で汚染水の問題が深刻化していることを受けて、東京電力が新たに立ち上げた対策本部のアドバイザーとして招かれました。 視察では、先月およそ300トンの汚染水が漏れ出した山側にあるタンクや汚染された地下水の海への流出を防ぐため港の護岸沿いに行っている工事の現場などを見て回りました。 バレット氏は、すべてのタンクから汚染水が漏れたとしても周辺に流出しないよう周りのせきの高さを設定す
5日午後4時すぎ、アメリカ軍のヘリコプター1機が、沖縄県にあるアメリカ軍のキャンプハンセンの付近で墜落したという情報があり、警察が確認を急いでいます。 沖縄県警察本部によりますと、5日午後4時すぎ、アメリカ軍のヘリコプター1機が、沖縄県のアメリカ軍のキャンプハンセンの付近で墜落したという情報があるということです。 現場はキャンプハンセンの敷地内とみられるということで、警察が周辺に被害が出ていないかどうか確認を急いでいます。 また、宜野座村役場によりますと、現場はキャンプハンセンにある106番ゲート付近とみられ、付近で黒い煙が上がっているのが確認されたということです。 役場の職員2人が現地に向かったところ、アメリカ軍がフェンスの前で立ち入りを規制していて、詳しいことは分かっていないということです。 沖縄県の基地対策課は「防衛局を通じて情報を確認しているところで詳しいことは分からない」としてい
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