大塚家具が2018年10月に続き11月も増収を確保しました。これは9月下旬から開催している在庫一掃セールの効果です。 大塚家具は、2018年10月に増収に転じるまで15カ月連続で売上が対前年割れとなっていました。 それでは、大塚家具の業績は持ち直したのでしょうか。また、資金繰り危機が報道されていましたが、このセールで資金繰りの課題も解決しつつあるのでしょうか。 今回は大塚家具の在庫一掃セールの効果について考察しましょう。 売上動向 セールの効果 短期的効果 中長期的効果 所見 売上動向 まずは、大塚家具の足元の状況を確認しましょう。以下、東京商工リサーチの記事を引用します。 大塚家具、11月もセール好調で2カ月連続の売上増 公開日付:2018.12.03 (株)大塚家具(TSR企業コード:291542085、江東区、大塚久美子社長)は、10月と11月の2カ月連続して全店の売上高が前年同月を
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