巨人・松田宣浩内野手が今季限りで現役引退することを9月28日、球団が発表した。 松田は2005年大学生・社会人ドラフト希望枠でソフトバンク入り、通算1832安打、301本塁打、991打点を積み上げ、ソフトバンクでは6度のリーグ制覇、7度の日本一に貢献した。 松田は今季から巨人に加入。足りないピースを埋める存在として期待を集めた。 昨季4位に沈んだチームでは特にシーズン終盤のベンチの静かさ、覇気のなさが課題に浮上していた。そこで求められたのが「熱男」だった。 どんなチーム状況下においても、声や野球に向き合う姿勢でチームを鼓舞する。原辰徳監督にとっても2019、20年と2年連続で日本シリーズの舞台で戦い、相手ベンチを目の当たりにしたことで、強くその存在感を意識したとされる。 昨年11月に行われた入団会見に同席した指揮官は松田に関して「松田選手は誰も立ち入ることのできない聖域。そういう選手はいそ