多くの人が肌身離さず携帯する銀行のキャッシュカード。競合他行と差別化を図るべく、中国では各行が毎年オリジナリティ溢れるカードを発行しているが、先日、中国の大手銀行が発行した銀行カードを巡り、ちょっとした論争が起きている。 中国紙揚州日報や三湘都市報などによると、この銀行カードは中国4大商業銀行のひとつ、建設銀行が発行したもの。同行の江蘇分行と仏教テ―マパーク運営企業のコラボにより誕生したカードでいくつか種類があり、カードには後光と仏様(仏像)がでかでかと描かれている。同行ではこのカードを仏様の御加護がある“幸運お守り銀行カード”と称して、積極的に加入者を募っているそうだ。 これだけであれば、特に問題になることはなかったかもしれない。しかし、ほかの一般的な銀行カードでも利用できる機能のほかに、特別な機能を備えていたことから、一部市民に疑問を抱かせ、批判を浴びるハメになった。 それはお布施機能
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