11月2日、枝野幸男代表は立憲民主党の執行役員会で衆院選の敗北を受けて辞意を表明した。今回の衆院選に向けて野党共闘を進めたが、立憲民主党は議席を減らし、その責任を取った格好だ。首相指名選挙が行なわれる特別国会の閉会後に、立憲民主党は代表選を実施する見込みで、「世代交代」がどのように進むかに注目が集まる。 【写真】レッドカーペットの上、タイトなドレス姿の野田聖子氏や、岸田首相ら 今回の衆院選は、与野党とともに「世代交代」がキーワードとなった。自民党では熊本2区の野田毅・元党税調会長、東京8区の石原伸晃・元幹事長が議席を失い、立憲民主党でもこれまで選挙で無類の強さを誇った岩手3区の小沢一郎・元民主党代表、茨城7区の中村喜四郎・元建設相が小選挙区で敗れ、かろうじて比例復活する結果となった。自民党関係者はこう話す。 「神奈川13区では72歳の甘利明氏が自民党の現職幹事長としては史上初めて、小選挙区