函館市議会の第2回定例会は18日、一般質問が始まり、5氏が登壇した。函館市はインターネット環境を向上させる光回線について、早ければ年内に東部4支所管内でもサービスが開始される見込みであることを報告した。旧4町村地域のネット環境向上のほか情報教育の充実などが図られる。 斉藤明男氏(市政クラブ)への答弁。 現在、エリアの拡大作業を進めているNTT東日本が、国の認可を受けてから発表するという。 光回線は大容量のデータを送れるほか、同じブロードバンドのADSLと比べて通信速度が約4倍速い。またADSLは交換局との距離が遠くなるほど速度が遅くなるものの、光回線は立地で影響を受けないという。 サービスの拡大エリアについて、市総務部は「人口の多い地域など、一定の範囲内でサービスを開始すると事業者から聞いている」と答弁。日常生活や観光情報の発信、行政サービスの高度化のほか、学校の情報教育の推進に効果がある