日東建設(本社・雄武)は、ビルやマンションなどの外壁診断装置「IDA―03」を開発中だ。プロペラの推進力でマシンが壁に張り付き、タイルの浮きや剥離などを衝撃弾性波法によって調べる、いわば〝飛ばないドローン〟。カメラを備えるため画像による目視確認も可能。屋上アンカーとワイヤを取り付けることから落下の危険が少ない。2019年4月の製品化を目指している。 IDA―03は測定部とキャリア部で構成。キャリア部は4輪のRCカーをベースにプロペラ4個を備える。ドローン技術を応用し、プロペラの推進力で機体を壁に保持して、車輪の駆動力で壁を垂直方向に移動する。 測定部にセンサーを備え、鋼球の打撃によってコンクリート中に入力した弾性波を計測し、波形の周期を確認する。周期の長い部分を剥離部と推定。データを基に非健全な箇所の当たりを付け、効率的な外壁改修に結び付ける。 マンションやビルなどの外壁の浮き、剥離を調べ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く