函館市は6日までに、「新たな行財政改革プラン」(2012~16年度)に盛り込むことを検討している、具体的な対策項目を公表した。毎年度生じる財源不足を補う目的で、経常経費や給与制度のほか、福祉や公共施設など市民生活に直結するサービス、さらには各種補助金の見直しなど延べ92項目を提示しており、今後論議を呼びそうだ。 同プランは3月に素案を策定。人口減少による税収や地方交付税の減少、扶助費の増加によって毎年16~33億円の財源不足が生じると見込み、▽徹底した内部改革▽選択と集中による財政改革―の2本柱で、14年度以降で基金(貯金)の取り崩しに頼らない健全な財政運営を目指す。 今回示したのは、市内部で現在検討、協議している施策で、具体的には選択と集中による財政改革として、本年度19億4400万円余りを拠出している函館圏公立大学広域連合負担金をはじめ、総合福祉センター、産業支援センターの委託料、ロシ
国内最大級の大豆「タマフクラ」の作付面積が、道南で減少している。作りづらい上、売り値が高いため販路が定着しないためだ。桧山管内での減り方が著しく、ピーク時の4分の1以下に。粒が大きく甘みも濃厚と評価は高いが、道南唯一の品種が先細りの一途だ。ブランド化の道を閉ざさないためにも、生産振興へ次の一手が急がれる。 タマフクラは2008年から道南で栽培が始まった。渡島総合振興局と桧山振興局によると、道南の作付面積は2年目の09年に57・65ヘクタールだったのに対し、12年は39・4ヘクタールに減少。特に桧山はピーク時(09年)の42・95ヘクタールに比べ12年は9・4ヘクタールに激減した。 桧山での作付け減の要因として、①一般的な白目大豆トヨムスメなどに比べ収量が安定しない②競合する光黒大豆の値上がりにより、そちらに作付けがシフト③発芽不良や枝が太くて機械収穫に手間が掛かるなど、他の品種に比べ栽培管
野外フェス「HAKODATE黒船2012」(函館黒船地域活性化協議会主催)が7日、緑の島(函館市大町)で開かれた。昨年を300人上回る3500人が来場。ファッションショーとライブには豪華ゲストのほか、オーディションを通った函館市民も出演。堂々のパフォーマンスを披露し会場を盛り上げた。 音楽とファッションを融合させた催しで地域を盛り上げようと同協議会(小林一輝会長)が主催し、今年で4回目。ゲストの工藤寿樹市長は「若者が立ち上がって自分たちの時代を築くことが大切。ここでもらった元気を発信して」と呼び掛けた。 ステージは午前11時開始。オーディション合格者によるライブとファッションショーには温かい拍手が送られた。スペシャルゲストの熊田曜子さん、夏川純さん、はるな愛さん、道端アンジェリカさんらが登場すると熱気はピークに。そのさっそうとした姿に大歓声が飛び交った。 モデル出演した函館の若者も感激の様
割引券付きの観光情報誌 函館 (07/07 16:00) 道南各地の温泉を紹介し、温泉スタンプラリーも楽しめる「函館おんせん旅本」 【函館】道南の観光旅行を企画、紹介する民間会社「函館観光コンシェルジュセンター」(函館市東雲町)は、道南の温泉を網羅した割引券付き観光情報誌「函館おんせん旅本」を、9日にも函館などで発売する。日帰り入浴できる温泉52カ所を掲載し、湯巡りスタンプラリーも実施。各地の魅力を地元の人に楽しんでもらい、観光資源として育てるのが目標という。 道南全体を5地区に分け、温泉や名所、飲食店を地域別に解説した。A5判カラーで84ページ。3千部印刷し1冊550円。函館周辺と札幌のコンビニエンスストア「セブンイレブン」で販売する。 温泉スタンプラリーは「めざせ温泉達人」と題し、来年5月末まで実施。対象の30施設で、本にスタンプを押してもらう。 個数に応じて「錬士」「教士」など四つの
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