函館の映画館シネマアイリスの開館20周年を記念し製作された、佐藤泰志原作×三宅唱監督による青春映画。『海炭市叙景』、『そこのみにて光輝く』、『オーバーフェンス』に続く、佐藤泰志の小説の映画化4作目『きみの鳥はうたえる』となる。函館郊外の書店員の僕と失業中の静雄。書店員の佐知子も加わり、3人(柄本佑×石橋静河×染谷将太)は夜通し酒を飲み踊り笑いあう。 染谷将太×石橋静河×柄本佑 © HAKODATE CINEMA IRIS 新鋭・三宅唱監督は原作の骨格はそのままに、舞台を東京から函館へ移し、現代の物語として大胆に翻案した。語り手である「僕」を演じるのは、『素敵なダイナマイトスキャンダル』の柄本佑。友人・静雄役は、若手随一の実力派俳優、『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』の染谷将太。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で数多くの賞を獲得した石橋静河が、ふたりの男たちの間を行き来する佐知子