検出限界値未満で「不検出」──。東京電力は、福島第1原発処理水の海洋放出を受け、周辺海域10地点で採取した海水に含まれる放射性物質トリチウムの濃度を検査している。放出開始から1カ月程度は毎日実施し翌日に結果を公表。その後は週1回の通常検査となる。 トリチウムを巡っては環…
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菅政府は13日、福島第1原発の炉心溶融(メルトダウン)事故で溶けた核燃料デブリを冷却した後に溜まり続ける放射能汚染水の海洋放出を決めたが、その閣議後の会見で麻生副総理は「あの水を飲んでも何ということはない」と発言した。国内の漁業者を先頭に国内外で汚染水の海洋放出に抗議や反発が広がっている。トリチウム水ははたして「飲んでも何ということはない」ほど安全なのか。 福島第1原発の敷地内のタンクに溜まり続けているのは、2011年の東日本大震災での地震や津波によって全電源を喪失した福島第1原発1~3号機(4号機は定期点検で停止中)で溶け落ちた核燃料を冷却し続けている汚染水だ。また、流入した地下水が核燃料デブリに触れて汚染水となっている。現在では1日に140㌧が発生しているとされている。 政府や東京電力は、この汚染水を多核種除去設備(ALPS)で処理しているため、海洋放出される処理水にはトリチウム以外は
国民の反対を押し切って、東京電力福島第1原発の敷地内に貯蔵されている「汚染水」が、海に捨てられることになった。 海洋放出する汚染水について、麻生財務相は「飲んでもなんてことはないそうだ」などと安心安全を強調しているが、放射性物質に汚染された水を捨てて本当に大丈夫なのか。…
ネズミ1匹が原因とされた停電(3月18日の19時頃から約29時間止まっていた!)から半月足らずで、また福島第一原発の重大トラブルが発覚した! 敷地内の地下貯水槽から、いつの間にか約120トン(東電発表)の放射性汚染水が地中へ漏れ出ていたというのだ。この汚染水は、現在も原子炉内へ注入している冷却水を回収し、主に放射性セシウムを処理装置で除去したものだが、ほかにも多くの放射性物質を含んでいる。その回収量は一日400トンに達するため、800基の地上タンクだけでは足りなくなり、地下貯水槽7つが増設されたのだ。 作業員として福島第一原発構内で働き、その貯水槽工事を目撃していたジャーナリストの桐島瞬氏は語る。 「野鳥の森と呼ばれる区域で大規模な掘削(くっさく)工事が急ピッチで進んでいく様子を何度も目にしました。その大穴の底にプラスチックのブロックを並べ、防水シートを敷き詰める工法を見て、作業全般で出る
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