(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は27日、水際検査で栃木産干しイモと茨城産冷凍栗ペーストから微量の放射性物質が検出されたと発表した。いずれも輸入業者に対し、積み戻しを勧告したとしている。 台湾は2011年3月の東京電力福島第1原子力発電所事故以降、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県の5県で製造された食品の輸入を禁じてきたが、今年2月21日、輸入禁止措置を原則的に廃止した。5県産食品には水際で全ロット検査を実施し、リスクのある特定の品目については放射性物質検査証明と産地証明の添付を求めている。 栃木産干しイモから検出されたのは「セシウム137」1キログラム当たり40.8ベクレルと「セシウム134」同1.0ベクレル。茨城産冷凍栗ペーストからは同7.8ベクレルの「セシウム137」が検出された。 干しイモと冷凍栗ペーストは放射性物質検査の分類で「その他の食品」になっており、放射
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