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2018年7月27日のブックマーク (6件)

  • 神経伝達の常識を覆すニューロン表面波伝播説

    脳細胞は電気信号の形で情報を伝えているというのが定説だが,それは誤りかもしれない。ニューロンの信号は細胞膜表面を伝わる機械的な波であるとする見方を支持する結果が集まり始めた。電気パルスモデルに反する事例報告は半世紀近く前からあったのだが,これまで無視されてきた。表面波説が正しい場合,脳の働きに関する説明は大変革を迫られる。 *表面波伝播説を追究し続けた神経生物学者,田崎一二。その生涯を,孫である物理学者の田崎晴明・学習院大学教授が語る「98歳,週7日の実験」を併載。 再録:別冊日経サイエンス243「脳と心の科学 意識,睡眠,知能,心と社会」 著者Douglas Fox カリフォルニア州を拠点とするサイエンスライター。神経科学と極端気象について執筆している。 関連記事 「思考をつかさどる陰の立役者 グリア細胞」,R. D. フィールズ,日経サイエンス2004年7月号。 原題名The Brai

    神経伝達の常識を覆すニューロン表面波伝播説
    satzz
    satzz 2018/07/27
    “ニューロンの信号は細胞膜表面を伝わる機械的な波であるとする見方”
  • 東南アジアと日本列島の人類集団の起源を解明、琉球大学などが古人骨全ゲノム解析

    琉球大学が参加する国際研究チームが、日列島の縄文時代遺跡や東南アジアから出土した人骨26個体のゲノム解析を実施し、今日の東南アジアで生活する人々の起源と過去の拡散過程を解明した。この国際研究チームは、コペンハーゲン大学が中心となって進めている古代ゲノム研究チームで、琉球大学医学研究科人体解剖学講座を含む日の考古学者、人類学者、遺伝人類学者およびゲノム研究者などから構成される研究グループが参画している。 今回、縄文時代から現代まで日列島人は大陸南部地域の人々と遺伝的に深いつながりがあることが分かった。これは、独立した複数の国際研究機関のクロスチェック分析によって科学的に実証された初めての研究だ。これらの知見は、日列島に居住していた各時代の人々の起源の解明に将来活用されるだけでなく、広く東アジア・東南アジアにおける人類集団の起源と拡散に関する研究に大きな寄与をもたらすことが期待される。

    東南アジアと日本列島の人類集団の起源を解明、琉球大学などが古人骨全ゲノム解析
    satzz
    satzz 2018/07/27
  • 『酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』「食」から人類の歩みを知る - HONZ

    原書のタイトルを直訳すると「過去を抜栓する」。酒と人類の壮大な物語を描いただから、いかにも香り立つようでおしゃれだ。翻訳タイトルは『酒の起源』。もちろん『種の起源』のオマージュだ。こちらも素敵。 版元の白楊社は2016年に『酒の科学』というを出版していた。こちらの原書タイトルは「プルーフ」。プルーフにはアルコール度数だけでなく、印刷前のゲラという意味もある。こちらもウィットに富んでいて楽しい。 酒をテーマに選ぶ研究者や編集者たちは、酒に酩酊効果だけではない、アートを感じ取っているからかもしれない。タイトルがおしゃれというだけでなく、文もグラスを片手にゆったりと読めるように工夫されている。書も例外ではなく、要所に図版や地図が使われていて、考古学者とともに世界を旅している気持ちになる。 『酒の起源』は中国、チグリス・ユーフラテス、中央アジア、地中海、新世界、アフリカという世界史に現れて

    『酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』「食」から人類の歩みを知る - HONZ
    satzz
    satzz 2018/07/27
  • O'Reilly Japan - 生き物としての力を取り戻す50の自然体験

    子供から大人まで誰でも試してみたくなる自然体験の数々を紹介! 自然の面白さとは何でしょうか? 目を見張る。心が踊る。ほっとする。自然の中には、心が動く体験がたくさんあります。こんな体験のなかで、人はふたたび自然の一部となり、失ってしまった「生き物としての力」を取り戻しているのかもしれません。 書は、これまでとはひと味違う自然体験のアイデア集です。身近な公園で楽しめるものから森の中で生きる方法まで、感性や心の野生を取り戻す幅広い自然体験を紹介しています。33人のスペシャリストと、生き物としての力を取り戻す体験をしに出かけましょう。 書の使い方・楽しむための大事なルール 生き物としての力を取り戻す | 岡村祐介 人生にとって大切なことはすべて虫から学んだ | 福岡伸一 不思議を知覚し、発見する力を養うために | 阿部雅世 Chapter 1 感じる 01 日のロックバランシング「石花」で

    O'Reilly Japan - 生き物としての力を取り戻す50の自然体験
    satzz
    satzz 2018/07/27
  • 東京五輪・パラ:「授業避けて」国通知、ボランティア促す | 毎日新聞

    スポーツ庁と文部科学省は26日、2020年東京五輪・パラリンピックの期間中にボランティアに参加しやすいように全国の大学と高等専門学校に授業や試験期間を繰り上げるなど柔軟な対応を求める通知を出した。 多くの大学は7~8月が試験期間となる。通知では学生がボランティアをすることへの意義を説き、大会期間中…

    東京五輪・パラ:「授業避けて」国通知、ボランティア促す | 毎日新聞
    satzz
    satzz 2018/07/27
  • 『Bullshit Jobs: A Theory(洋書)』どうでもいい仕事を理論化する - HONZ

    経済学者のジョン・メイナード・ケインズ(1883-1946年)は、 1930年に”Economic Possibilities for our Grandchildren(孫の世代の経済的可能性)”というエッセイの中で、イギリスやアメリカのような先進国では、テクノロジーの進化によって20世紀末までに週15時間労働が実現しているだろうと予言した。(”Essays in persuasion(ケインズ 説得論集)”) ケインズの指摘する通り、確かにテクノロジーは大いに進化したものの、結局、この予言は当たらなかった。ロンドンスクール・オブ・エコノミクス(LSE)の社会人類学教授のデヴィッド・グレーバーは、その理由を、テクノロジーがむしろ無意味な仕事を作り出す方向に使われたからだと説明する。 グレーバーは、”We are the 99%(我々は99パーセントだ)”というスローガンで行われた、201

    『Bullshit Jobs: A Theory(洋書)』どうでもいい仕事を理論化する - HONZ
    satzz
    satzz 2018/07/27